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TOKYO DRIFT
18 Sat. 2014 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.6
19 Sun. 2014 D1 GRAND PRIX WORLD CHAMPIONS
October 18-19 at Odaiba Special Course
コースコンディション:ドライ
公式入場者数:18日(土)5,926名 19日(日)8,066名
Ex. Report
川畑がD1SL王者を圧倒する後追いで優勝!
Tsuiso 1st Stage
川畑&齋藤が圧倒的な強さを見せる!
第6戦の翌日、TOKYO DRIFTの2日目に開催されたD1ワールドチャンピオンズは、敗者復活戦をのぞいてすべてが追走だ。まずは参加選手24名による追走ファーストステージがおこなわれた。ここで勝てば追走セカンドステージに進出できる。
前日の勝者である末永(正)は、トランスミッションの故障が直せずにリタイヤとなった。D1ストリートリーガルシリーズのチャンピオン中村は、人気投票1位の野村と対戦。D1ストリートリーガルシリーズのときとおなじようなビタビタの接近ドリフトを決めて勝った。外国人選手では、アマンディオがトラブルによりリタイヤ。フェデリコ、ポン、ゴーチャが勝ちあがった。
猛烈な強さを見せたのが川畑と齋藤だ。川畑は今村に対して、終始インに入りきった後追いを決めて勝利。齋藤も同様に熊久保に対して圧倒的な接近ドリフトを決めて勝った。
Tanso Consolation
今村が踏みっぷりのいい走りで1位通過!
追走ファーストステージのあとは、本番走行1本のみの単走得点による敗者復活戦がおこなわれた。追走ファーストステージで敗退した選手が出走し、上位4名は追走セカンドステージに出られるのだ。
佐久間がまずスピードのあるリズムのいい走りで98点台をマークしたが、唄がアベレージスピードの高い走りできっちりラインもトレースし、99点に迫る98.95点をマーク。そして野村が、スピードとキレがある走りできっちりラインをトレースし、99.39点を出してトップに立つ。その後99.82点を出した今村には抜かれたが、野村も2位通過を果たした。
最後に走った熊久保も、見事なマシンコントロールを見せて、唄につぐ98.93点をマーク。佐久間の点を超えて4位で敗者復活を果たした。
敗者復活DOSS単走結果 | ||||
Pos. | No. | Driver | Car | Best Score |
1 | 60 | 今村 陽一 | ZN6 | 99.82 |
2 | 3 | 野村 謙 | ZN6 | 99.39 |
3 | 81 | 唄 和也 | RPS13 | 98.95 |
4 | 4 | 熊久保 信重 | S15 | 98.93 |
▲ 以上 追走セカンドステージ進出 ▲ | ||||
5 | 15 | 佐久間 達也 | S15 | 98.37 |
6 | 34 | 手塚 強 | JZX100 | 97.43 |
7 | 5 | 高山 健司 | GRS191 | 96.64 |
8 | 14 | 村山 悌啓 | S14 | 96.53 |
9 | 83 | ディーマ | JZX100 | 76.08 |
10 | 61 | アーツー | S15 | 0.00 |
- | 7 | 末永 正雄 | FD3S | RETIRE |
- | 55 | アマンディオ | JZX100 | RETIRE |
Tsuiso 2nd Stage
川畑が超絶ガチバトルで齋藤に勝利!
D1ストリートリーガルシリーズチャンピオンの中村は、安定した走りをするフェデリコに対し、角度と距離をピタッと合わせた後追いを決めて勝利。そして外国人対決となったポンvsゴーチャの対戦は先行でアドバンテージをとり、後追いでも優勢だったゴーチャの突然のストップによってポンが勝った。
そして、追走ファーストステージで圧巻の走りを見せていた川畑と齋藤が対決。1本目は齋藤が後追いから1コーナーで川畑のインを差したが、その先ではだんだん離され、アドバンテージが0.5差しか取れない。それに対し、入れ替えた2本目は齋藤に対して終始近いドリフトを見せた川畑が大きなアドバンテージを取って勝った。
唄vs野村は、互角の判定だったが、先行時のランクの差で唄の勝ちとなった。
Ultimate 8
D1SL王者とD1GP王者が激突!
勝ち残った8名での戦いとなるアルティメイト8ではコースが変更された。1コーナーまではD1コースのままだが、その先はタイトな8の字が入るジムカーナ的なコースだ。そこを追走で、しかもコース確認走行のみの練習なしぶっつけ本番で走る。
ここで強みを発揮したのが、低速コースでの接近ドリフトを得意としているD1ストリートリーガルシリーズ出身ドリフターだ。ともにD1ストリートリーガルシリーズチャンピオン経験者である田中(省)と中村は、それぞれ唄とポンにきれいに勝ってベスト4に進出した。いっぽう86対決となった日比野vs今村は日比野が勝利。末永(直)vs川畑は、末永(直)のミスがひびいて川畑が勝った。
準決勝最初の対戦は、田中(省)vs中村。お互いに相手と角度を合わせたビタビタの追走で再戦にもつれるが、その1本目に両者スピン。田中(省)のミスという判定で中村が勝った。日比野vs川畑は、先行、後追いともに川畑がスピードで上まわった。
決勝は、バツグンの追走テクニックを持つ今年のD1ストリートリーガルシリーズチャンピオン中村vs最新最強のパッケージで戦う昨年のD1グランプリシリーズチャンピオン川畑の対戦となった。1本目、後追いの川畑は1コーナーに入る前から完全に中村をロックオン。至近距離で終始中村を圧倒した。2本目は飛び込みこそ中村も健闘したが、そこからはしだいに離され、川畑が完勝した。
Winner
川畑 真人
Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING
GReddy 35RX Spec-D[R35]
やっとこの位置に立てることができました。今年からチーム体制が変わり、このGT-RでD1グランプリに参戦することになりましたが、当初はなかなかうまくいかず、リタイヤする日々もありましたが、すごくトラストのスタッフのみなさん、トーヨータイヤのスタッフのみなさんによくしていただいて、自分の要望をすごく聞いてくれて、すごくいいクルマに仕上げてもらいました。
あとはもう勝てばいいっていう状態までもってきてくれたので、あとは自分がドライバーとしての仕事をきっちりこなしたというかんじでいます。また来年に向けて、いい終わりかた、締めくくりができたかなと思いますんで、来年またシリーズチャンピオンをねらって走り続けていきたいと思いますんで、みなさんまた応援のほうよろしくお願いします。ありがとうございました。
Result
総合順位 | ||||||
Pos. | No. | Driver | Team | Car | Color | Tire |
1 | 1 | 川畑 真人 | Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING | R35 | 青・銀 | TOYO TIRES |
2 | 84 | 中村 直樹 | ORIGIN Labo. with R・Y・O | PS13 | ピンク・紫 | FEDERAL |
Best4 | 22 | 田中 省己 | Team RE雨宮 SUNOCO | S15 | 青 | TOYO TIRES |
86 | 日比野 哲也 | Team UP GARAGE with DRoo-P | ZN6 | 白・黒 | FALKEN | |
Best8 | 81 | 唄 和也 | GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo. | RPS13 | 銀 | GOODYEAR |
18 | ポン | Team BOSS with Kleers | Z33 | 白 | BRIDGESTONE | |
60 | 今村 陽一 | OTG Motor Sports | ZN6 | 青 | FALKEN | |
9 | 末永 直登 | YUKE'S Team ORANGE | S15 | オレンジ | YOKOHAMA |