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D1 STREET LEGAL Rd.4 MEIHAN
August 22 - 23 at Meihan Sports Land

コンディション:ドライ
公式入場者数:961名(2日間合計)
D1LL Rd.4 Report
Tanso Final
昨年女王·高木が圧巻の完成度
  •  1st  
    高木 美紀 (ORIGIN Labo. with R·Y·O with GARAGE-1 with pink★style) シルビア [PS13]

    1本目は置きに行った走りでカクジツに点を取り、2本目はさらに攻めようとしたが、振り出しまえのフェイントをミスしてしまったという高木だが、その1本目の得点で単走優勝となった。
  •  2nd  
    石川 紗織 シルビア [S14]
  •  3rd  
    塚本 奈々美 180SX [RPS13]

 D1レディースリーグ第4戦のエントリーは8名。単走での脱落はなく、トーナメントの組み合わせを決めるための単走決勝となる。したがって、失敗を恐れずに思いきって攻めることもできるし、リスクを冒して攻める必要もないという状況だ。いっぽうで、このラウンドには、去年のチャンピオン高木(旧姓·藪内)が今季はじめて参戦してきた。高木はこのコースを得意としている。
 じっさいに、高木だけは別格の走りだった。適切な位置から振り出し、しっかり減速し、早いタイミングでアクセルを開けて旋回し、D1ストリートリーガルシリーズとくらべてもトップクラスの得点となる99.15点をマークした。
 いっぽうで2位以下はいずれも98点を下まわった。あまり攻めた走りという印象ではなく、やや遠めから振り出している選手が多かった。さらにラインが多少ずれているためアクセルを踏みきれないか、ラインはとれているがスピードが遅いなどの理由よってさらに減点されているパターンだった。
 結果的に高木は1.5ポイント以上の差をつけて1位。いっぽうで2位以下はほぼ1ポイント差以内の点数に収まった。なお、ランキング首位の石川は2番手となる得点を出した。

  •  Pick Up  
    中塚 史帆子 [S14]

    ホームコースということで上位通過が期待されていたが、ハンドリングに問題をかかえていたそうで、単走決勝では得点を伸ばせず…。97.25点で4位通過となった。
  •  Pick Up  
    笠原 弓枝 [S15]

    沖縄県から遠征して初参戦した笠原。練習日からコンクリートウォールへの接触等も多々あったが、単走決勝も無事走りきって7位通過した。
◆ D1LL 単走決勝 結果 ◆
Pos. No. Driver Car Best
1 8 高木 美紀 PS13 99.15
2 1 石川 紗織 S14 97.50
3 5 塚本 奈々美 RPS13 97.35
4 4 中塚 史帆子 S14 97.25
5 6 白井 麻耶 PS13 97.10
6 2 岩本 明日和 PS13 96.90
7 9 笠原 弓枝 S15 96.75
8 7 濱田 恵里沙 JZX100 96.40
▲ 以上 追走トーナメント進出 ▲
Tanso WINNER
高木 美紀
(ORIGIN Labo. with R·Y·O with GARAGE-1 with pink★style)
シルビア [PS13]


 1本めは、ちょっと置きに行った感じでした。それで、まぁ狙い通りつぎはもっと攻めることができるくらいの点数は出てたんで、2本目はがんばってみたんですけど…。振り出してまえのフェイントがちょっとくずれてしまったかんじでしたね。

Tsuiso Final Tournament
攻めすぎた高木のミスで石川が3連勝!
  •  Final Battle  
    高木 美紀 [PS13] vs 石川 紗織 [S14]

    後追い時には高木をとらえられなかったものの、ミスをせずにイーブンの判定にもちこんだ石川に対して、後追い時には石川をとらえたもののミスしてしまった高木が敗れた。

 まず単走1位の高木は、スピードで濱田を圧倒。濱田にミスが出たこともあってベスト4に勝ち上がる。中塚vs白井は、両者ともにミスがあったが、白井のミスのほうが大きくとられて中塚が勝ち上がった。塚本vs岩本は、岩本がヘアピンで逆スピンをしたのが決め手となって塚本が勝った。石川vs笠原は、先行&後追いともに石川がいい走りを見せて石川が勝った。
 準決勝ではまず高木と中塚が対戦。高木が先行時には中塚をスピードで引き離すも、後追い時に接触してしまい再戦。その2本目に中塚がスピンして高木が勝った。
 塚本vs石川の対戦は、塚本が先行時にはドリフトが戻り、後追い時にはスピンしてしまい、石川の勝ちとなった。
 決勝は、圧倒的なスピードを見せている高木と、直線でスピードをのせるのは得意な石川が対戦した。1本目は石川が高木との距離をつめることはできないものの、互角の走りでついていってイーブン。2本目は高木が石川のインに入り込んでみせたものの、石川に接触し止まってしまって石川が勝った。これで石川は開幕戦からすべて決勝に進出。そして第2戦から3連勝となった。

  •  Best 4 Battle  
    高木 美紀 [PS13] vs 中塚 史帆子 [S14]

    >ひさびさの参戦で追走のカンがにぶったか、高木は後追いの2本目に中塚に接触して再戦にもつれ込む。しかしその2本目、こんどは先行の中塚が2コーナーの立ち上がりでスピン。高木が決勝戦に勝ちあがった。
  •  Best 4 Battle  
    塚本 奈々美 [RPS13] vs 石川 紗織 [S14]

    3戦目にして追走初勝利を決めた塚本だったが石川との対戦で先行時に大戻り。入れ替えた後追いの2本目も果敢に攻めたが振り出しでスピン! 安定してミスなく走った石川が勝ちあがった。
  •  Pick Up Battle  
    中塚 史帆子 [S14] vs 白井 麻耶 [PS13]

    昨年も負けん気ムンムンの接触上等バトルが見られたこの対戦。今回も両者戻ったり接触したりの展開だったが、1本目に後追いの白井が大きく戻ったことが決め手となり中塚が勝利した。
  •  Pick Up Battle  
    塚本 奈々美 [RPS13] vs 岩本 明日和 [PS13]

    間瀬、瀬戸内海、名阪と3戦連続でおなじ組み合わせとなった塚本と岩本の対戦。これまでは岩本が2勝している。岩本先行の2本目、思い切り飛び込んで来た岩本が審判席まえで姿勢を乱したことで塚本が勝ちあがった。
WINNER
石川 紗織
(HOKKORINGO)
シルビア [S14]


 後追いはですね。ついていける気マンマンだったんですけど、ちょっとクルマのチカラが落ちていて、まぁそれは金曜日からなんですけど、ストレートでグッと伸びで離されて…にもかかわらず同時振りでいってしまったという判断ミスですね。もうちょっとしっかり後追いして勝ったんで悔やまれます。
 (単走は?) この状況を考えればまずまずかな〜とは思うんですけど、もうちょっと決めたかったところはありますね。
 (追走はミスが少ないように思いましたが?) そうですね。今シーズンに入ってから追走で大きなミスをすることがなくなったと思うんですよ。まえのクルマばかり見ずに走れるようになったなあと自分では実感しています。スポッターのクラボンさんともにいちねんかけて成長したかなと思うし、最近はカートレースとかもやらせてもらっているので、それで判断力とかが磨かれているかなとかんじますね。
 (決勝は?) 別ブロックでありたいなと思いましたし、やるなら決勝でバチッとやりたいとは思っていましたところで、実際にあたってバッチリ気合い入れていかないと負けてしまうだろうし、わたしはこのコース不慣れなので、アドバンテージは最初にむこうにあると思ってスタートだったんですけど、このいちねんゼウスさんといっしょにやらせてもらい、粘り強さと気持ちの強さでは美紀ちゃんには負けないと思っていたので、粘りが効いたかなと思います。
 結果として聞くと準優勝からの3連勝で、結果はすごいいいところにいっていると思うのですが、気持ち的には不出来な波もあるようなかんじで、ちゃんとやれたのが前回の瀬戸内海ときの決勝ぐらいかなと思うので、ぜんぜん納得はいっていないし、もっと内容のあるうれし泣きできるような優勝がしたいですね。

2nd

高木 美紀
(ORIGIN Labo. with R·Y·O with GARAGE-1 with pink★style)
シルビア [PS13]


 しょうがないですね。あそこは計算ミスです。あれをもうちょっと待つという前提であそこに入ってたらいけたんですけどね。まあわたしの計算ミスです。いろいろトラブルがあって、レディースのときは逆関節になって対策をしてもらってマシになったんですけど…。
 自信はありましたよ。負ける気しなかったんですけど、負けてしまったんでがんばるしかないです。
 単走決勝はどういうかんじに走らせていくかっていうのを決めていってたので、その通りいけたとは思います。

3rd

塚本 奈々美
頭文字D インパクトブルー 773
180SX [RPS13]


 自己最高位ですね。でも今年D1レディースリーグに出て3戦目なんですけど、1戦1戦上がっていることが、進歩していることが素直にうれしいです。まあ今回はたまたま明日和ちゃんのクルマの調子が万全ではなかった。単走のときには普通に戻ったよとは言ってくれてたんですけど、そんななか勝てる試合は勝つっていうところをできた自分に、そこを大事にして今後もいきたいなと思いました。
 (単走決勝は?) 今回はあまりにもいろいろあったんですよ。土曜日の練習走行で壁に当たって、燃料タンクに穴が開いてそのまま走行できず、日曜日の練習走行1本目はまったく1回も成功しなくて「どうするの?」ってかんじだったんですけど、それで2本目の練習走行で最後に1本まわれたよねみたいなかんじで、そこから単走1本目がイチバン点数がよかったんですけど、そこは気持ちを切り替えて集中して走ることができたかなと思いましたね。
 (石川選手との対戦は?) 先行はクルマのいろんなところに負担がかかっていて、ミッションが頼りなくなってきているのと、クラッチもどんどん効きがうすくなってきている気がして…。そんななかで行ったとき2速に入らなくて、入らないから余計に慌てるとさらに入らないっていう状況で戻ってしまって…。2本目は完全に自分の目線遅れだと思うんですね。
 ハンドルまわしだったりとか、角度のつけかたとか、そういうところができてないなかで「一刻も早く大会に出たい!」ってことで追いかけて成長していくってことをやっていて、まだまだできていないんですけど、そこを練習しない限り石川さんには勝てないなとは思っています。ただいつかは勝ちたいですし、勝つ気でいるのでがんばります。

Result
Pos. No. Driver Team Car Car Color Point
1 1 石川 紗織 HOKKORINGO シルビア S14 15
2 8 高木 美紀 ORIGIN Labo. with R·Y·O with GARAGE-1 with pink★style シルビア PS13 ピンク 11
3 5 塚本 奈々美 頭文字D インパクトブルー 773 180SX RPS13 8
4 4 中塚 史帆子 Technical Garage N-body KMS SPEEDMASTER シルビア S14 6
5 6 白井 麻耶 MORE DRIVE シルビア PS13 ピンク 4
6 2 岩本 明日和 ZEUS シルビア PS13 3
7 9 笠原 弓枝 CARTIS with YES! POWER シルビア S15 2
8 7 濱田 恵里沙 DUAL with 326POWER with 大光 with まじぎゃる チェイサー JZX100 ベージュ/紺 1
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