Lights Home > 2019 Schedule > Rd.5 Autopolis > Report

第5戦 レポート Rd.5 Report

流れを掴んで極上追走を連発した波紫が初優勝!
そして準優勝した目桑がシリーズチャンピオンを獲得!

決勝戦 表彰

 開催2年目となるD1ライツの2019年シリーズ。九州は大分県にあるオートポリスにて最終戦が開催された。
 D1グランプリシリーズ第7戦との併催ということもあって、11月1日(金)に車検と練習走行が実施され、11月2日(土)に単走決勝と追走トーナメントがおこなわれた。
 D1ライツシリーズとしてははじめて、前身となるD1ストリートリーガルシリーズから含めてもひさびさとなる国際サーキットでの開催ということもあり、これまで参加していた選手たちだけでなく、地元・九州出身の選手も多く参加し、今シーズン最大となる60名がエントリーしていた。
 そして、迎えた単走決勝では“のむけんジュニア”として注目を集めていた野村圭市が、鋭い振り出しから角度もある走りで98.45点をマーク。そのままこの得点をうわまわる選手はあらわれず、地元・九州での単走優勝を決めた。
 つづく追走トーナメントでは、チャンピオン争いをしていた目桑宏次郎が決勝進出を決めたことで、シリーズチャンピオンを獲得した。
 このまま優勝もしてしまうのかとも思われた決勝戦だったが、もういっぽうのブロックからノリノリの追走で勝ち上がってきた波紫聖和が立ちふさがる。
 そして1本めは波紫が終始近い距離につけて大きくアドバンテージを取ると、入れ替えた2本めは後追いの目桑が寄せきれず、最終戦は波紫の初優勝という結果で幕を閉じた。

第5戦 単走決勝 Rd.5 Tanso Final

スピード! 角度! 振り返し!

  • Tanso 1st Place

    野村 圭市 ( URAS ) SKYLINE [ ER34 ]

    野村圭市の走り

    野村は、父・野村謙が昨年までD1グランプリシリーズに使っていた車両をD1ライツシリーズ仕様にモディファイして使用。迫力があってリズムのいい走りを披露した。

  • Tanso 2nd Place

    與儀 清登 SILVIA [ PS13 ]

    與儀清登の走り
  • Tanso 3rd Place

    梅木 和也 SILVIA [ S14 ]

    梅木和也の走り

 2019年最終戦はD1グランプリシリーズの最終戦と併催。スタート位置はD1グランプリシリーズよりまえに設定されたが、おなじコースでおこなわれた。おそらくすべての選手が初走行となるこのコースでは進入まえのアウト側、最初のコーナーのイン側、そして審判席まえのアウト側の3ヶ所に通過指定ゾーンが設けられた。
 まず、きっちりコース内を走りきることに苦労した選手も多かった。振り返せずにコースアウトしたり、審判席まえでコース外にはみ出するミスをした選手は敗退し、指定ゾーンをはずした選手も大きく減点された。
 高得点をとるためには、スピード、角度があって、するどい振り返しが求められる。ボーダーライン近辺の選手は、それらの要素がすべて揃っていたわけではないが、その度合いによって当落がわかれた。
 いっぽう、今季第3戦から参戦しているものの、マシントラブルで満足に走ったことがなかった野村が、スピード感も角度もあって、振りもクイックな走りを決めて98.45点をとり、1位通過。振り出し位置もぴったりで、スピード感もまずまずな走りを見せた與儀が98.30点でそれに続いた。
 ランキング首位の目桑は安定した走りで4位通過したものの、同2位の笹山が大振りぎみで点が伸びずに敗退となったほか、宇野、甲斐、川島、野々、高木、横田が敗退し、タイトル争いは目桑がかなり有利な状況になった。
 いっぽう、単走ランキング首位にいた笹山は単走敗退となったが、川島、野々、横田、宇野がいずれも敗退し、目桑も届かなかったため、笹山の単走シリーズチャンピオンが決まった。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 14 野村 圭市 ER34 98.45 96.45
2 75 與儀 清登 PS13 98.30 96.50
3 77 梅木 和成 S14 98.15 96.75
4 3 目桑 宏次郎 PS13 98.05 97.30
5 47 米内 寿斗 RPS13 98.00 70.00
6 84 波紫 聖和 S15 97.85 97.55
7 58 谷本 真人 S14 97.55 96.55
8 61 白澤 俊雅 S14 97.45 84.25
9 74 水野 昌彦 S14 97.10 94.85
10 13 吉村 駿 S15 97.10 65.00
11 90 伊藤 満紀 JZX90 97.05 95.50
12 31 蕎麦切 広大 HR31 97.00 96.75
13 56 森 孝弘 S15 97.00 87.00
14 96 有水 允良 RPS13 96.95 94.50
15 17 稲岡 優樹 ER34 96.90 96.10
16 103 齋藤 真一郎 RPS13 96.90 92.60
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
17 12 甲斐 健一 S15 96.80 87.00
18 79 森 修 S14 96.75 66.00
19 43 佐藤 信文 PS13 96.65 96.15
20 86 高嶋 健市 JZX100 96.65 85.00
21 38 野々 英喜 PS13 96.60 94.25
22 70 横田 宏延 S15 96.55 67.00
23 30 田中 規明 PS13 96.45 96.00
24 104 木村 陵 S14 96.45 93.05
25 25 川島 将貴 JZX100 96.40 94.20
26 18 岩﨑 脩作 S15 96.35 94.15
27 95 福田 大輔 PS13 96.30 95.50
28 29 粟野 如月 JZX100 96.25 94.10
29 21 永野 正持 PS13 96.25 86.15
30 63 浮田 正明 S14 96.25 85.00
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
31 78 戸田 真琴 C33 96.15 86.20
32 7 笹山 栄久 JZX100 96.10 95.75
33 99 宮里 宏和 RPS13 96.05 90.95
34 66 濱川 公正 RPS13 96.05 56.50
35 5 宇野 弘基 S14 96.00 94.45
36 88 高木 美紀 PS13 95.85 94.20
37 68 谷 光一 S13 95.85 85.00
38 42 塚本 奈々美 JZA80 95.65 94.00
39 81 原 拓海 JZX100 95.20 95.00
40 73 下田 紗弥加 S15 95.20 93.90
41 102 山本 航 JZX100 95.20 88.00
42 2 田島 祐一 S14 95.15 94.20
43 82 加藤 正和 S15 95.05 93.00
44 93 小林 竜也 S15 95.00 94.40
45 64 齋藤 寿夫 RPS13 95.00 56.00
46 16 勝田 崇博 RPS13 94.70 85.00
47 11 須澤 翔平 PS13 94.65 93.25
48 41 植村 真一 JZX100 94.00 50.00
49 24 西崎 智治 PS13 93.05 93.05
50 101 濱 良次 S15 92.25 0.00
51 80 増田 和之 JZX100 85.05 81.00
52 100 工藤 浩平 S14 84.60 46.00
53 55 田中 友紀 JZX100 77.00
54 94 Alan Taylor S15 66.10 62.25
55 8 中川 孝之 RPS13 60.00 45.00
56 105 飯田 佳祐 FD3S 47.75
- 98 佐野 邦人 S15 RETIRE
- 92 国広 修 PS13 不参加
- 37 若松 康史 RPS13 不参加
- 54 長瀬 幸治 JZX100 不参加

第5戦 単走優勝 Rd.5 Tanso WINNER

野村 圭市

URAS
URAS DUNLOP SKYLYNE [ ER34 ]

野村圭市

 昨日の練習走行の1本め、スタート5mくらいでドラシャが折れて「また壊れたか!」と思ったけど、それ以降はなにも問題なく、調子よく走ってて、絶好調でしたね。昨日の練習ではちょっと自信がなくて、夜いろいろ考えながらイメージして、今日の朝もイメージして走って、練習でできたことを本番でやったみたいなかんじです。
 で、今日はもう自信満々でした。昨日から今日にかけて考え直して気持ちも整理して、ちょっと時間をかけて自分自身を1回問いただして「おい圭市、これじゃいかんやろ!」みたいなかんじで。一発目の舵の入れかたとかをよく考えて。それまで考えなしに「思いっきり行ってやろう!」みたいなかんじだったから、ちょっと抑えつつ、目線の送りかたとかは、ちゃんとスポッター……親父っスね……から指示してもらって。で、あとは気持ちッスね。
(単走優勝の心境は) はじめてクルマもまともに走って、はじめて通過。それがたまたま単走優勝というカタチになって、もうよろこびがおさまらない(笑)。走りとしても自分で満足できるものだったけど、2本めはもっと行こうと思ったんです。99点台ねらおうと思ったけど、ちょっとやりすぎたっていうか、そんなかんじでした。

第5戦 追走トーナメント Rd.5 Tsuiso Tournament

接戦を制して波紫が初優勝!
目桑は優勝ならずも年間王者に!

  • Final Battle

    目桑 宏次郎 SILVIA [ PS13 ] vs 波紫 聖和 SILVIA [ S15 ]

    目桑宏次郎vs波紫聖和

    最初の2本は、波紫がタイヤをダートに落としたり、目桑も近寄れないというミスをしたが、再戦ではふたりともきっちり修正し、見事な接近戦を見せた。

  • 目桑宏次郎vs波紫聖和
  • 目桑宏次郎vs波紫聖和

 大会まえはランキング21位の選手までタイトル獲得の可能性がある大接戦だったが、追走トーナメント開始時点で、目桑、谷本、米内、水野の4名に絞られていた。
 ベスト16ではまず目桑が勝利したため、水野が脱落したが、米内、谷本はベスト8に勝ち上がり、可能性を残した。
 そしてベスト8。目桑と米内が直接対決。1本めは先行の目桑に対し、米内は同時振りを見せたものの、ラインが小さくなり、ドリフトがもどってしまう。目桑にも指定ゾーンはずしなどのミスがあり、米内がアドバンテージをとった。2本め、こんどは後追いの目桑が米内に対して近いドリフトを見せ、米内が指定ゾーンをはずしたこともあって目桑が逆転。米内がチャンピオン戦線から脱落した。いっぽう谷本は與儀を倒し、望みをつないだ。
 ベスト4に勝ち上がったのは、齋藤(真)、目桑、谷本、波紫。まずは齋藤と目桑が対戦。齋藤はスピードで目桑を完全にうわまわり、目桑は後追い時に接近することができなかったが、齋藤は後追いで2回のドリフトのもどりが出て目桑が勝利。この瞬間に目桑のシリーズチャンピオン獲得が決まった。
 また谷本vs波紫の対戦は、谷本先行の1本めに谷本がアウトにはみ出すミスをし、波紫が近いドリフトを見せて波紫がアドバンテージを獲得。2本めも波紫に大きなミスはなく、波紫が決勝進出を決めた。
 決勝は目桑vs波紫。最初の2本の走行は両者にミスが出て勝負は再戦にもつれこむ。その1本め、こんどは先行の目桑に対し、波紫が終始近いドリフトを見せて1.5ランクのアドバンテージを獲得した。2本めは波紫が先行。目桑も近いドリフトを見せたが、フィニッシュライン手前でうしろに下がり、ドリフトがかなり浅くなって大きなアドバンテージがとれず、波紫が初優勝となった。

  • Best 4 Battle

    齋藤 真一郎 [ RPS13 ] vs 目桑 宏次郎 [ PS13 ]

    齋藤真一郎vs目桑宏次郎
  • Best 4 Battle

    谷本 真人 [ S14 ] vs 波紫 聖和 [ S15 ]

    谷本真人vs波紫聖和
  • Pick Up Battle

    目桑 宏次郎 [ PS13 ] vs 米内 寿斗 [ RPS13 ]

    目桑宏次郎vs米内寿斗

第5戦トーナメントラダー

トーナメントラダー

NO.103はD1ライツシリーズ規則11.3)追走規定違反により罰金とする。

第5戦 優勝 Rd.5 WINNER

波紫 聖和

RDS Z.S.S. Racing VALINO
S15 SILVIA [ S15 ]

波紫聖和

 ほかの大会で国際コースもよく走ってるので、スピードに関しては怖いとかはなかったですね。コースの攻略さえすれば、いいところまで行けるかな、とは思ってましたけど、まさか優勝できるとは思っていませんでした。
 金曜日の練習の最後にはもうあるていどラインが見えたので、あとは採点基準に合わせてどう走ればいいかっていうのを金曜日の練習終わったあとのブリーフィングで確認すればいいかなぁっていうくらいだったので、それを今日実践したかんじです。単走も6位だったし。
 追走は、練習から1コーナーに入る車速はそんなに遅くないと思っていたので、逆に後追いのときにくっつきすぎてぶつかったりとか、自分がなにかしでかさないか、それをけっこう気にして走ってました。そんないい追走ができたかっていうと微妙なところはありますけど、車速としては置いていかれているという感覚は正直いってなかったので、まぁちょっと余裕を持った追走をしていたつもりです。
 決勝はタイヤがなくて。1回戦で使ったタイヤを履かせたんで、ぜんぜん食わなくって。後追いのときはついていけたんでよかったんですけど、先行のときは飛び出しちゃってサドンデスになってしまったので。そこは自分の準備不足かなぁ、と。2本めは先行は抑えて走りました。ギリギリだったんじゃないですかね。落ちるか落ちないか。「また落ちる」って思ったんですけど、目桑くんも後ろに来とったんで、アクセル抜くこともできないですから、踏んでなきゃいけないし、踏みつづければ落ちるし、という自分の戦いでしたね。
 (優勝して) うれしいですね。それに尽きますね。

  • The 2nd Place

    目桑 宏次郎
    Real Style
    とってもいいはずなシルビア [ PS13 ]

    目桑宏次郎

    決勝は「抑えて後悔をしないようにしよう」と思って行きました。攻めてミスしたのならしょうがないという気持ちでやってみたら、まぁそれでもちょっとミスなり足りないところなりはあって、かなわなかったかな、というところです。(波紫選手は)速いよっていうのは聞いていて、でもまえの対戦が齋藤さん、もっと馬力があるクルマだったんで、それよりはちょっとラクなのかなっていうのは予想してたんですけど、正直コーナリングが思ったより速かったです。直線は工夫で追いつけれたんですけどね。

  • The 3rd Place

    谷本 真人
    GOODRIDE M.A.M
    GR S14 SILVIA [ S14 ]

    目桑宏次郎

    (準決勝の波紫選手は) もうメチャ速い。追いつきそうで追いつかない。やっぱりクルマの差もあるんかな、と。ボクのクルマはもう極端にいったらノーマルに近い…軽量化もしてないし。それでついていけたらいいかな、とは思ってたんですけど…。(そこまでの対戦は) まぁスタートだけがんばって、つかまえられたら1コーナーの飛び込みはどうにかなるかな、と思ってたんですけど。

第5戦 リザルト Rd.5 Results

シャンパンファイト 第5戦入賞者集合

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Car Color Tire Total
1 84 波紫 聖和 RDS Z.S.S. Racing VALINO SILVIA S15 Red VL 25
2 3 目桑 宏次郎 Real Style SILVIA PS13 Blue/Red TA 21
3 58 谷本 真人 GOODRIDE M.A.M SILVIA S14 Pink GR 18
4 103 齋藤 真一郎 CAR GUY Racing 180SX RPS13 Black/Blue GR 16
5 75 與儀 清登 ファーストボディミヤザト SILVIA PS13 Gray VL 13
6 77 梅木 和成 TRIPLE K TETSUJIN SILVIA S14 Red 12
7 47 米内 寿斗 GreenTop YNJ VL 180SX RPS13 White/Green VL 11
8 74 水野 昌彦 ☆ TEAM SETAGAYA DRIFT BASE ☆ VL SILVIA S14 Green VL 10
9 14 野村 圭市 URAS SKYLINE ER34 Red DL 8
10 61 白澤 俊雅 modest racing VL Lubross SILVIA S14 White VL 7
11 13 吉村 駿 ORVIS×CARU RACING SILVIA S15 Gray/Green RY 6
12 90 伊藤 満紀 Team Ito Auto GOODYEAR Racing CHASER JZX90 Green GY 5
13 31 蕎麦切 広大 R31HOUSE SKYLINE HR31 Red NK 4
14 56 森 孝弘 GP SPORTS SILVIA S15 Red GR 3
15 96 有水 允良 HITENSION R・Y・O Moty's 180SX RPS13 Green TA 2
16 17 稲岡 優樹 DEAR MOTOR SPORT ★ JUNCTION SKYLINE ER34 Pink 1

TIRES = TY:TOYO TIRES VL:VALINO TIRES AL:ACCELERA ATR:ATR SPORTS DL:DUNLOP FD:FEDERAL GR:GOODRIDE GY:GOODYEAR GT:GT RADIAL KD:KENDA NK:NANKANG RY:RYDANZ SL:SAILUN TA:TRI-ACE VI:VITOUR ZE:ZEKNOVA ZT:ZESTINO

シリーズチャンピオン Series CHAMPION

目桑 宏次郎

Real Style
とってもいいはずなシルビア [ PS13 ]

目桑宏次郎

 今シーズン、とくに出はじめからシリーズを獲りに行きますよっていう意識はそんなになかったんですけど、意識が出てきたのは名阪かな。それが最後のラウンドに向けてだったので、もう「獲りにいけるようにしたいな」って思って来ましたね。もちろん、1戦1戦としての結果をメインで考えてはいるし、シリーズかかってるからできることっていうのはべつにないんで、普通に今日は今日で走ってました。
 (チャンピオン獲得がわかったのは)決勝まえだったような気がします。「あ、そうなんだ」っていう。でも「とりあえず今日!」っていうかんじでした。そこで気を抜く理由もないですし。
 (今日の結果に関しては)ギヤ比とか、そういうところで限界だった部分もあった気はしたんで、今回の状況でもっとうまくやるのは難易度が高かったかなと思います。だから「こんなもんだったかな」という気もしてますね。やりきれなかったというかんじはそんなにないです。
 (今回はじめてのサーキットでもいい走りをしていたが) 過去の動画で、良し悪しを…コースアウトするラインとか走りかた、進入スタイルがどうかとかっていうのはあらかじめけっこう研究はしてきたんで、それがあらかた、ギヤ比とかも、1人で走っているぶんには比較的相性がよかったんで、比較的早くかたちにはなってきたかんじはしました。
 (チャンピオンを獲った心境は) 単純にそれはうれしいですけど、内容としては、過去の先輩がたの何人かのひとみたいに圧倒的な実力でチャンピオンを獲りましたよっていう内容ではないので、そこをまず目指したいですね。

  • Series 2nd Place

    谷本 真人
    GOODRIDE M.A.M
    GR S14 SILVIA [ S14 ]

    谷本真人

     (シリーズの意識は)けっこうしてました。単走終わったときに、3人だけに絞られたんで、これはもう行くしかない!っていうかんじで。ぼくの読みとしては、目桑くんには悪いけど、米内くんが上がってくるんかな、と思ってたんですけど、目桑くんがやっぱり上がったんで「これは巻き返せん」と思って。まぁ悔しいですね。
     (今シーズンうまくいかなかったところは)日光を落としたのが悔いに残りますね。あそこでベスト16に入って1ポイントでもとってたら、またシリーズの内容がガラッと変わってたと思うんですよ。それと名阪でのベスト8かな、先行で自分のシフトミスで負けてしまった。それも悔やまれます。
     (うまくいったところは)ほぼほぼ運ですね。トーナメントの山がよかったとか。雨が降ってよかったとか、エビスとかもはじめてだったんですけど、雨でクルマの差も出ないし。たまたま運がよくて残れた、みたいな。

  • Series 3rd Place

    波紫 聖和
    RDS Z.S.S. Racing VALINO
    S15 SILVIA [ S15 ]

    波紫聖和

     正直、今回優勝したらシリーズも上位に食い込むかもしれないと計算はしてたんですけど、やっぱり上位陣が単走で落ちてくれたんで運がよかったっていうだけだと思います。1戦めの備北と2戦めのエビスは単走で落ちてるんで、シリーズに食い込めるとは正直思っていませんでした。
     (今年うまくいった部分とうまくいかなかった部分は)1戦めはそのまえの週に別の大会に出て、エンジンがブローしとったんですよ。ブローっていってもパワーはないけど走れるレベルの。で、はじめて走る備北で予選を普通に通らなかったっていう。2戦めのエビスは地元から近いので、どこかいいところに食い込むつもりでいたんですけど、ちょっと壊れてるところがあったのに気づかなかったんですよ。それのせいでトラクションがぜんぜんかからない状態で、もうミスばっかりで。そこから日光に向けていろいろ直して。日光はそれで6位やったんで、よかったし、名阪は前日の練習で壁にぶつかってクルマも壊してますし、なんとかメカニックとか協力してもらって、とりあえず単走も通って。で、今回を迎えることができました。
     (今シーズンは)うまくいってないんじゃないですかね、正直。シリーズ上位に入ったのはホントにラッキー。逆にエビスとかふだんとれるところをとれていればもうちょっとラクに、シリーズ優勝もねらえるところにいたんじゃないかなというふうには思います。

Tanso Series CHAMPION

笹山 栄久

M2 Racing FRONTIER
M2 Racing CHASER [ JZX100 ]

笹山栄久

 今日はうまく走れなくて…全体的に消極的になってしまって、ゾーンをとるっていうことだけを重視してしまった、インパクトがなかった走りでしたね。
 (単走シリーズの)意識はしてたんでしたけど、あまり気にはしないようにしてました。結果が出ればついてくるものかな、と思ったので。
 今回とエビスは落としてしまったんですけど、それ以外のところでは、できるかぎり5位以内には入れるように、上位で通過することを目標に今シーズンは戦っていました。追走になってからの順位とかも単走で左右される部分がありますので、ベスト16はサドンデスがないとか、そういうところも単走の順位で決まってしまうので、重視はしています。
 (今季うまくいったところは)スピードですね。スピードとインパクト、そこを重視してやってたんですけど、この大事な最終戦でそれが出せなかったという…。
 (単走シリーズチャンピオンを獲れて)タイトルはタイトルなので、うれしいはうれしいです。不完全燃焼っていうかんじはありますけど。来年はD1グランプリシリーズでがんばりたいと思います。

シリーズランキングトップ10 Series Ranking Top10

シャンパンファイト シャンパンファイト

ドライバーズランキングトップ10

Rank. No. Driver Team Car Car Color Tire Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Total
1 3 目桑 宏次郎 Real Style SILVIA PS13 Blue/Red TA 2
(15)
- 18
(3)
18
(3)
21
(2)
59
2 58 谷本 真人 GOODRIDE M.A.M SILVIA S14 Pink GR 16
(4)
5
(12)
10
(8)
18
(3)
49
3 84 波紫 聖和 RDS Z.S.S. Racing VALINO SILVIA S15 Red VL 12
(6)
4
(13)
25
(1)
41
4 7 笹山 栄久 M2 Racing FRONTIER CHASER JZX100 White/Blue VL 21
(2)
8
(9)
8
(9)
37
5 47 米内 寿斗 GreenTop YNJ 180SX RPS13 Green/White VL 25
(1)
11
(7)
36
6 5 宇野 弘基 DUNLOP KOBE SILVIA S14 White DL 18
(3)
16
(4)
34
7 12 甲斐 健一 TRIPLE K TETSUJIN D-LIKE SILVIA S15 Red SL 11
(7)
16
(4)
6
(11)
33
8 25 川島 将貴 M2 Racing MARKⅡ JZX100 White/Blue VL 8
(9)
25
(1)
33
9 38 野々 英喜 TRIPLE K TETSUJIN SAILUN SILVIA PS13 Red SL 25
(1)
7
(10)
32
10 74 水野 昌彦 TEAM☆SETAGAYA DRIFT BASE☆VL SILVIA S14 Green VL 21
(2)
10
(8)
31

TIRES = TY:TOYO TIRES VL:VALINO TIRES AL:ACCELERA ATR:ATR SPORTS DL:DUNLOP FD:FEDERAL GR:GOODRIDE GY:GOODYEAR GT:GT RADIAL KD:KENDA NK:NANKANG RY:RYDANZ SL:SAILUN TA:TRI-ACE VI:VITOUR ZE:ZEKNOVA ZT:ZESTINO

単走シリーズランキングトップ10

Rank. No. Driver Team Car Car Color Tire Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Total
1 7 笹山 栄久 M2 Racing FRONTIER CHASER JZX100 White/Blue VL 12
(6)
16
(2)
13
(5)
41
2 3 目桑 宏次郎 Real Style SILVIA PS13 Blue/Red TA 3
(14)
- 7
(10)
15
(3)
14
(4)
39
3 25 川島 将貴 M2 Racing MARKⅡ JZX100 White/Blue VL 16
(2)
20
(1)
36
4 38 野々 英喜 TRIPLE K TETSUJIN SAILUN SILVIA PS13 Red SL 20
(1)
14
(4)
34
5 70 横田 宏延 MCR Factory D-MAX Lubross SILVIA S14 Purple NK 10
(8)
8
(9)
12
(6)
30
6 58 谷本 真人 GOODRIDE M.A.M SILVIA S14 Pink GR 7
(10)
6
(11)
5
(12)
11
(7)
29
7 47 米内 寿斗 GreenTop YNJ 180SX RPS13 Green/White VL 15
(3)
13
(5)
28
8 84 波紫 聖和 RDS Z.S.S. Racing VALINO SILVIA S15 Red VL 12
(6)
4
(13)
12
(6)
28
9 5 宇野 弘基 DUNLOP KOBE SILVIA S14 White DL 14
(4)
14
(4)
28
10 74 水野 昌彦 TEAM☆SETAGAYA DRIFT BASE☆VL SILVIA S14 Green VL 15
(3)
8
(9)
23

TIRES = TY:TOYO TIRES VL:VALINO TIRES AL:ACCELERA ATR:ATR SPORTS DL:DUNLOP FD:FEDERAL GR:GOODRIDE GY:GOODYEAR GT:GT RADIAL KD:KENDA NK:NANKANG RY:RYDANZ SL:SAILUN TA:TRI-ACE VI:VITOUR ZE:ZEKNOVA ZT:ZESTINO

2019 Series Ranking >>>