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第3戦 レポートRd.3 Report

石川が粂に勝って2位に浮上!

決勝戦 決勝戦

表彰台 表彰台

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第3戦 単走決勝Rd.3 Tanso Final

みっつの要素が高得点のカギ!

  • Tanso 1st Place

    戸田 真琴 ( KRC HALCAR ) LAUREL [ C33 ]

    戸田真琴の走り

    スピードもあり、振りも素早く、そしてピタッと角度を決めたままキレイに弧を描くラインどりで、戸田が最高得点をマークした。

  • Tanso 2nd Place

    池田 幸稔 SILVIA [ S15 ]

    池田幸稔の走り
  • Tanso 3rd Place

    茂木 武士 SILVIA [ S15 ]

    茂木武士の走り

  D1ライツシリーズ第3戦の舞台は、岡山県の備北ハイランドサーキットだ。
 このコースはストレートでテールを振り出して1コーナーに向かっていくレイアウト。ストレート後半のアウト側には壁があり、進入であまり外側にふくらむとリスクが高い。
 採点の重要な要素は「スピード」「振りのするどさ」「角度(大きさと安定性)」のみっつ。この3要素がそろった選手が99点オーバーの高得点となった。なかでもスピードがあって完成度の高い走りを見せた戸田が99.40点で単走優勝を獲得した。
 いっぽうでボーダーラインは、この3要素のうち、ふたつの要素で及第点がとれれば通過できるというレベルだった。
 前戦の準優勝者で、ランキング3位の目桑は、フロントタイヤが摩耗して逆組みをしたのが裏目に出たのか、フロントが入らなくなるという症状に悩まされて敗退。ランキング5位の秋葉も、審判席の先でアクセルを入れたがついてこず、やはり敗退となった。
 いっぽうランキング首位の高木は、走りのできはよくなかったものの、スピードがあったおかげで救われ、16位ぎりぎりで追走進出を決めた。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 78 戸田 真琴 C33 99.40 47.50
2 17 池田 幸稔 S15 99.35 97.50
3 15 茂木 武士 S15 99.00 98.80
4 10 石川 隼也 S14 99.00 45.00
5 31 永野 正持 PS13 98.45 81.50
6 43 佐藤 信文 PS13 98.40 96.10
7 7 笹山 栄久 JZX100 98.35 97.95
8 93 草谷 江利子 PS13 98.30 98.15
9 55 鵜飼 俊佑 S15 98.05 57.00
10 97 酒井 通雄 S15 98.00 97.25
11 2 宇野 弘基 S14 98.00 96.90
12 30 田中 規明 RPS13 98.00 95.95
13 79 柳 和孝 S14 98.00 49.00
14 54 長瀬 幸治 JZX90 97.90 94.85
15 8 粂 哲也 S14 97.90 68.50
16 88 高木 美紀 PS13 97.75 97.55
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 3 目桑 宏次郎 S15 97.65 96.80
18 40 稲岡 優樹 S15 97.50 96.95
19 27 新川 武志 S15 97.50 96.40
20 69 秋葉 瑠世 S15 97.40 57.00
21 26 藤田 浩佳 S14 97.40 48.50
22 44 柴田 英行 S15 97.35 95.00
23 38 西田 裕司 S14 97.35 32.50
24 90 伊藤 満紀 JZX90 97.25 97.10
25 76 新川 真也 PS13 97.00 96.75
26 34 岩崎 沙織里 PS13 97.00 96.55
27 41 植村 真一 JZX100 96.95 37.50
28 36 最上 弦毅 RPS13 96.80 59.00
29 50 国広 修 PS13 96.75 92.50
30 23 下田 紗弥加 S15 96.60 95.50
31 53 益山 航 S14 96.45 95.90
32 75 與儀 清登 PS13 96.40 42.50
33 71 吉田 道夫 S14 96.15 95.75
34 68 谷 光一 PS13 96.00 88.00
35 5 増田 和之 JZX100 95.85 92.00
36 81 岩崎 剛 PS13 95.80 95.00
37 77 吉村 駿 PS13 95.30 43.50
38 33 辻 紳護武 C33 94.90 42.50
39 56 古賀 誠進 RPS13 93.60 42.50
40 70 川原山 紀人 RPS13 60.00 45.00
41 49 安光 広宜 PS13 60.00 34.00
42 82 原 設 A31 53.50 45.50
43 52 加納 広貴 JZX100 49.00 48.00
44 73 濱田 清文 JZX100 47.50 39.00
45 18 牛久 徹 JZX90 24.00
- 96 目黒 雄大 JZX100 DNS
- 24 西崎 智治 PS13 DNS
- 89 遠近 恵 S14 RETIRE
- 4 横田 卓三 S14 RETIRE
- 25 川島 将貴 JZX100 RETIRE
- 58 谷本 真人 S14 RETIRE
- 29 粟野 如月 JZX100 RETIRE
- 12 森寺 豊 S14 RETIRE
- 62 北山 京吾 RPS13 RETIRE

DNS = Did Not Start

第3戦 単走優勝Rd.3 Tanso WINNER

戸田 真琴

KRC HALCAR
KRC HALCAR LAUREL [ C33 ]

戸田 真琴

 ホームコースなんで、ちょっと1位を狙って練習してきて、とれたのでよかったなーと思います。
 クルマは、路面にラバーがのってぜんぜん昨日とちがうので、直前まで足まわりをメカニックにまかせていろいろイジってもらってました。自分は運転だけなので、走りかたもちょこちょこ変えてやってみて、1位とれたのでよかったと思います。
 (本番に気をつけたことは?) 振りのスピードをいちばんに考えて、あとは舵角修正を少なめに。自分としてはできはかなりよかったです。思いきって走れたので。
 (単走1位をとれた心境は?) うれしい反面、つぎの不安もあるので…1位だったのにすぐに負けないように考えて走ろうと思います。

第3戦 追走トーナメントRd.3 Tsuiso Tournament

石川が決勝初進出の粂を下す!

  • Final Battle

    石川 隼也 SILVIA [ S14 ] vs 粂 哲也 SILVIA [ S14 ]

    決勝戦

    決勝。石川は後追いから同時振りとはいかなかったが、飛び込んだ先でピタッと粂に合わせ、近い距離を保って走り抜けた。

  • 決勝戦
  • 決勝戦

  ベスト16最初の対戦では、ランキング首位の高木が飛び込みで戸田をプッシュ。これが原因で高木は敗退となった。またランキング6位の池田は、同2位の粂と対戦。後追い時に池田が2コーナーで粂を押してしまい、粂の勝ちとなった。そしてランキング7位の茂木は、後追いで角度をつけられず長瀬に敗北。ランキング上位陣で勝ち残ったのは粂と石川という状況になった。
 ベスト4に進出したのは、鵜飼、石川、粂、佐藤。まずは鵜飼と石川が対戦した。1本目、後追いの石川が同時振りからきっちり合わせ、さらに鵜飼の最終コーナーでの戻りもあって、石川が大きくアドバンテージ。鵜飼は後追いでもミスをして、石川が勝った。
 粂vs佐藤は、1本目後追いの佐藤が距離を詰められず、2本目は後追いの粂が、佐藤よりは近い距離のドリフトを見せて辛勝した。
 決勝は石川vs粂。D1ストリートリーガルシリーズ時代に2度の優勝経験がある石川に対して、粂は初の決勝進出となる。1本目は石川が先行。石川も本来の走りができなかったが、粂は1コーナーで止めきれず、アウトに流されて、わずかに石川アドバンテージ。2本目は石川が近い距離で粂をきれいにとらえてD1ライツとなってからの初優勝を決めた。
 ただ、ここまでのポイント差もあり、ランキング首位に立ったのは粂。石川は7ポイント差の2位に浮上し、高木は3位に下がった。

トーナメントラダー

第3戦 優勝Rd.3 WINNER

石川 隼也

nichiei racing TKL
GOODRIDE SPORT RS SILVIA [ S14 ]

石川隼也

 (今回の意気込みは?) “いい追走をする”ですね。ベスト16から“勝ちよりもいい追走”で、相手よりはいい追走ができたので、たんたんと決勝まで来て、勝てたかんじですかね。
 (前回の単走敗退の反省は?) もう絶対落とさない、と。今回もまぁ西日本ということもあって、走ったことのないコースではないので、リーガルのときに単走1位もとったし、決勝もきてたし、不可能ではないかなと思ってましたが、まぁ結果勝ちました。
 (追走のときはなにを心がけてた?) 横に向けて進入してから、相手の角度と減速をきっちり見て、つられないようにだけしようと思ってました。
(決勝のできは?)ダメです。決勝は最悪ですね。申し訳ないです。直線に対してのアプローチが、先を急いでしまって………逆にアクセルを抜かないといけなくなったんで離れちゃったかんじですね。決勝くらいもっとビタビタで行きたかったんですけど。
 (ランキング1位までは行けなかったが) 高木さんばかり気にしてて……。高木さんがコケて、オレが1位だったら逆転やと思って、今回2位だった粂クンいるじゃないですか……考えてなかったッスね(苦笑)。まぁ、残り2戦がんばります。

  • The 2nd Place

    粂 哲也
    MCR Factory
    マイコン GR SILVIA [ S14 ]

    粂哲也

     (決勝は) 隼也くん、角度めちゃついていいかんじの走りしよったんで、こっちも角度をつけたんですけど、クラッチも滑りぎみだし、この3日間どんどんパワーなくなっとって、原因もわかってなくて……いけるでしょうと思ったところで意外とかかなくて、後ろに流れちゃって、しっちゃかめっちゃかですね。

  • The 3rd Place

    佐藤 信文
    Complete
    PS13 SILVIA [ PS13 ]

    佐藤信文

     (3位という結果に) うれしい反面、追走をちゃんとできなかったので、そこが悔しいです。うしろでぜんぜんくっつけなかったので。もうちょっと進入でくっつけるように修行してきます。そこが課題だったので。

第3戦 リザルトRd.3 Results

シャンパンファイト シャンパンファイト

第3戦入賞者集合写真 第3戦入賞者集合写真

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Car Color Tire Total
1 10 石川 隼也 nichiei racing TKL SILVIA S14 黒・緑 GR 25
2 8 粂 哲也 MCR Factory SILVIA S14 GR 21
3 43 佐藤 信文 Complete SILVIA PS13 - 18
4 55 鵜飼 俊佑 N-style Lubross SILVIA S15 桃色/紫 ZT 16
5 78 戸田 真琴 KRC HALCAR LAUREL C33 NK 13
6 31 永野 正持 KRC SILVIA PS13 NK 12
7 7 笹山 栄久 M2 Racing フロンティア CHASER JZX100 白/青 TA 11
8 54 長瀬 幸治 Team Ito Auto 平野タイヤ商会 MARKⅡ JZX90 GY 10
9 17 池田 幸稔 IMPACT SILVIA S15 TY/NK 8
10 15 茂木 武士 IO・R SILVIA S15 桃色 ZT 7
11 93 草谷 江利子 TEAM KRC SILVIA PS13 NK 6
12 97 酒井 通雄 garage OTTI RIZE works SILVIA S15 - 5
13 2 宇野 弘基 TRADE drifting TEAM SILVIA S14 DL 4
14 30 田中 規明 Amazing 180SX RPS13 NK 3
15 79 柳 和孝 Legend TK SILVIA S14 - 2
16 88 高木 美紀 N-STYLE pink☆style SILVIA PS13 桃色/紫 ZT 1

TIRE = TY:TOYO TIRES DL:DUNLOP GY:GOODYEAR ZT:ZESTINO NK:NANKANG GR:GOODRIDE TA:TRI-ACE AL:ACCELERA ATR:ATR SPORTS GT:GT RADIAL KD:KENDA