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チャンピオン北岡裕輔。先日はTOKYO DRIFTのワールドチャンピオンズに参戦するも、D1グランプリシリーズチャンピオンの川畑真人と対戦して敗退。「お台場の鬱憤を晴らす！ 完璧な追走を見せる！」と日光戦に向けて気合のこもった意気込みを語った。
関東を代表する人気サーキットの日光で最終戦を迎えるD1ストリートリーガルシリーズ。日光サーキットの醍醐味は、1コーナーの振り出しにあり、いかに車速をのせて一気に角度をつけられるか、そして審判席まえへ適切なラインで飛ばせるかが高得点のキモになる。
開幕から3連勝をあげた北岡裕輔が、前戦のエビスでシリーズチャンピオンを決めてしまったが、来シーズンのシード権や年末のD1ストリートリーガルチャンピンカーニバルの出場権をかけた熱い戦いは、まだまだ見逃せない。
今大会の優勝候補の筆頭はチャンピオンの北岡裕輔だが、ランキング2位争いがつづいている植尾勝浩、三好隼人、若松康史にも注目したい。シリーズの前半戦から彼ら3名はチャンピオン争いにガッツリとからんでいるものの、いまだ優勝はなし！ つまりチャンピオン獲得の夢は敗れたものの「最終戦こそは！」と気合を入れて優勝を狙いに来るはずだからだ。
予選免除のなかでは、エビス戦で初優勝した中村健一。それ以外では、昨年の日光でランキング2位の林和樹を破って3位に食い込んだ磯貝直弘にも注目したい。ほかにも日光サーキットは走り込んでいる猛者が多いため、シリーズでも1位2位を争う激戦となりそうだ。
D1グランプリシリーズで優勝経験があるベテランドライバーの植尾勝浩。リーガルではいまだ優勝がないだけに、ビッタビタの後追いからの初優勝に期待したい。
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