北岡を止める選手はだれだ!?

開幕戦から2連勝を決めた北岡裕輔。瀬戸内海は2013年に3位、2014年には準優勝している相性のいいサーキット。今回も優勝候補として注目されている。　今年で10年目を迎えたD1ストリートリーガルシリーズの第3戦。そしてそれぞれ6年目を迎えたD1レディースリーグ第3戦とD1に西日本シリーズ第2戦は、2012年から開催されるようになった瀬戸内海サーキットが舞台となる。
　開催されはじめて4年目になるため、転戦の常連にとっては攻略もかなり進んだサーキットといえるだろう。
　このコースのポイントとなるのは、振り出しから審判席まえの区間で、鋭く一気に大きな角度をつけて飛び込む走りが望ましい。振り出し位置が手前すぎてサイドブレーキで距離をのばしたり、土手方向に縦飛びしてしまうと減点されてしまう。
　2コーナー方向へ立ち上がりでは通過ラインが重要となる。とくに1コーナーからの流れを止めきれず"流されライン"にのってしまうと大減点。
　残りの3～4コーナーに関してはそれほど減点されることもないが、2コーナーで流れてしまったり、1コーナーでインチョロラインを通過してしまうと、ここでツジツマが合わなくなる。
　瀬戸内海サーキットでは、すべての区間が観戦できるのでラインに絞って走りをくらべてみるとおもしろいと思う。
　優勝候補の筆頭は開幕戦と第2戦で2連勝した北岡裕輔。そしてランキング2位につけて北岡を追う若松康史。開幕戦で準優勝した三好隼人や植尾勝浩も上位進出はまちがいないし、北岡との好勝負を期待したい。
　はやくもシリーズ中盤戦に突入する瀬戸内海サーキットでの1戦をぜひとも間近で観戦してくれ！

開幕戦で3位入賞し、つづく第2戦間瀬で準優勝を決めてシリーズ2位につける若松康史。間瀬での雪辱を晴らせるか、リベンジに期待したい。

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  開幕戦で準優勝し、つづく第2戦でも11位入賞を果たした三好隼人。しかし瀬戸内海サーキットは相性が悪いのか2012年と2014年ともに予選敗退。ここで踏みとどまってポイントを稼げるかどうかがポイントになりそうだ。
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  間瀬ではエンジン不調により追走ができなかった植尾勝浩。瀬戸内海サーキットとの相性は未知数だが、D1グランプリシリーズでも活躍していた強豪なので、気合いの入った走りを期待したい。

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  ここのところ好調がつづいている伊藤満紀は、第2戦で自身最上位となる3位を獲得してシード入りを果たした。やりすぎ走行を押さえてこのポジションをキープできるか!?
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  2014年D1西日本シリーズにてシリーズ2位となり、D1ストリートリーガルシリーズにステップアップしてきた石川隼也。「得意ではない」というサーキットだが、昨年同様に地元のプレッシャーをはね除けて活躍に期待したい。