12/03/01
GスタンドとAスタンドが優良観戦ポイントだった!?
某日、D1コーポレーションに来社したチームオレンジの熊久保信重選手。TOKYO DRIFT in お台場までわずかに迫っていたため、コース図を見せて「ドライバー目線だとどこが見どころになる?」と問いかけたところ、意外な回答が返ってきた。なんと選手にとってはGスタンドとAスタンドがもっとも見るべき部分だと言うのだ。
チームオレンジが提唱するドリフト区間とパワースライド区間の区別をもとに解説すると、GからFにかけてがドリフト区間で、そのあとの審査席前がパワースライド区間、そしてS字の振り返しがドリフト区間となり、選手はここで相手との差をつけたいと思うため、ちがいが出る。つまりGとAスタンドがもっとも玄人好みな観戦ポイントと呼べるのだ。
自他ともに認めるD1ファンならば、ぜひこの部分から観戦してちがいを発見してほしいと思うぞ。
Gスタンド席(6,500円)
1コーナーで振り出してからFスタンド前で振り返すまでに“どれだけ長く先行車の腹に入れるか”というテクニックが問われる。選手にとって、もっともむずかしくエキサイティングな区間で、その重要度は「ディープなD1ファンならココの出で勝敗の予想がつく、この近辺からほかの選手の走りを見てるドライバーが多いでしょ!」と言うほどだ。
Fスタンド席(7,000円)
「去年のセントレアのとき、オレもココでぶつかった…」と熊久保。Gスタンド前でがんばりすぎた後追い選手が、止めきれずに先行車に接触してしまう可能性が高いのがFスタンド前なのだ。選手にとっては高速で振り返したあと、すぐさま相手の懐に飛び込みたいので、相手の動向の読みちがいが出やすい。どこでどんなふうに振り返したかにも注目だ。
D・Eスタンド席(7,500円)
審査席前の区間は追走でもっとも接近するポイントだが、パワースライドで車両をコントロールするので「じつは接近すること自体はラクなんだよね」と語る。むしろ接近自体はあたりまえなので「接近方法や相手との位置取りで差を見せたい!」と言う。真横に着けるのか、斜め後ろに入るのか…その後の振り返しにも影響する部分なだけに、ここに注目するとおもしろい。
Aスタンド席(6,500円)
『振り返し』それは、それまでと逆方向のドリフトに切り替えるテクニックで、パワースライド状態からリヤのバネのチカラを利用して飛ばすドリフト区間が含まれる。「セントレアのときも選手がこの近くで見てること多かったでしょ♪」と言う通り、DスタンドからAスタンドのあいだで振り返しが見られるうえ、最重要ポイントのGスタンド前にも近い。
B・Cスタンド席(6,500円)
選手は走っている最中でもどの観客席の様子が見えているそうだが「次の1本のテンションが変わってくるね」と言うほど、観客の反応が気になるのがこの区間。DスタンドからAスタンドにかけての振り返し区間が近いだけでなく、審査区間が終わる部分でもあるので最後のパフォーマンスも見られる。熱い1本が決まったときはぜひ拍手を送ってほしい。
