■コースコンディション:ドライ    ■観衆:1236人(2日間合計)

2009.11.09

下りの振り返しを踏んでいけ!

軸屋の優勝でチャンピオン決定はおあずけ

予選

迫力を生かした伊藤が1位通過

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「飛び出しのところで、より手前から横に向けることを重視した」という伊藤満紀が初めて予選を1位で通過し、単走1回戦も上位で通過した。

 D1SLがエビスサーキットの西コースで初開催。このラウンドは、熊久保、野村、神本の3名が審査員を勤めた。
 コースレイアウトは、上り坂で加速し、坂をのぼりつめたところからが審査コーナーが始まる。急な下り坂の右コーナーが終わると、ゆるやかな大きい左コーナーがあり、最後はまた急な下り左コーナーのヘアピンで終わるという高低差の大きいコースだ。
 高得点をとるために重要なのは審査席付近に向かって勢いよくクルマを飛ばすこと。とはいえ、そのラインどりは難しく、そこが多少甘くても予選を通過できるレベルだった。
 トップ通過したのは伊藤。大きな角度で飛び出し、しっかりアクセルを踏んで迫力をアピールした。また、初年度の第1戦以来、多くのラウンドに参戦しながら、いちども予選を通過したことがなかった風間俊治が、20位ギリギリで初めて予選通過を果たした。上位選手では、マシントラブルでリタイヤした倉科、黒井(孝)以外は順当に通過した。


第5戦 予選結果
Pos. No. Driver Car Tire Best
116伊藤満紀JZX100GY99.03
218北岡裕輔JZX100TY98.76
314神谷幸助RPS13FD98.63
419脇敬朗S14DL98.43
521萩迫貴史PS13DL98.36
624難波治紀PS13YH/FD98.30
711藤野秀之S15GY98.16
813岸梅美幸PS13YH/FD98.03
928林和樹S14FD98.00
1025斉藤則夫PS13DL97.86
11 27遠藤勉RPS13FD97.86
1262Otto GravenRPS13YH97.83
1331小橋正典RPS13YH97.80
1440日比野哲也S15DL97.73
1512駒形行春RPS13TY97.70
1638田中大介S14FD97.53
1726落合正宗S14FD97.53
1820久保和寛PS13FD/KD97.43
1933山本高広RPS13TY97.43
2055風間俊治JZX110GY97.43
▲ 以上予選通過 ▲
2159唄和也RPS13TY/FD97.43
▲ 以上予選リザーブ通過 ▲
2232佐野真治S15DL/FD97.40
2323梶原聡S15DL/FD97.36
2430北山京吾RPS13FD97.30
2548山口孝二S14GY97.26
 
Pos. No. Driver Car Tire Best
2635河上善計S14DL97.20
2743谷内利行AE86BS/DL97.16
2856妻野光宏PS13GY/ATR97.00
2950石川紗織RPS13FD97.00
3047中川知宏RPS13FD96.93
3139水野昌彦S15FD96.80
3244西尾欣也JZX110GY96.73
3334岡田豊正FD3STY/FD96.50
3457菊地雅也S14FD96.50
3558須藤年晋JZX100DL/FD96.36
3645新見理恵ER34GY96.30
3760山田恭央S14FD96.16
3846吉田健太RPS13FD96.10
3942金岡真矢S15YH95.83
4036味元美智恵S14FD95.00
4151木場田ヨキオECR33YH/ATR93.83
4229稲岡優樹S15FD67.66
4353安江弘行RPS13GY/FD43.33
15倉科知弘S14TYリタイア
17黒井孝真S15FDリタイア
22小野田貴之S15DLリタイア
37石井和義S14GYリタイア
41光石誠PS13FDリタイア
49三好隼人ER34GYリタイア
52森一茂PS13 リタイア
54勝又智也JZX100YHリタイア
61中澤昌司S15KHリタイア


単走1回戦

軸屋、圧巻の1位通過

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トップ通過した軸屋は「下ってくるときの角度と車速ののせかた、それとパキンという振り返し」を重視したという。

 単走1回戦も審査ポイントは予選と同様。しかしシード選手はやはり格のちがいを見せつけた。下り坂でもアクセルを踏んで煙をあげながらおりてきて、キレのある振り返しから、審査席に向かって迫力のある伸びを見せる。なかでもきわめて高い安定感と勢いのあるドリフトで軸屋がトップ通過を果たした。このラウンドの結果によってはシリーズチャンピオンを決める可能性もある中村も問題なく上位通過。シード選手では、本番でクラッチが滑ってしまって本来の走りができなかった三上以外は全員通過した。もっともランキング3位の手塚は、配管のトラブルでブーストが十分に上がらなくなっていたせいで、本来の走りができず、ギリギリ16位通過となった。いっぽう南アフリカから参戦したオット・グレイブンは初めての日本での大会とは思えないほどの適応能力を見せて、レベルの高いドリフトを披露したが、17位にとどまり、追走進出はならなかった。
 なお、前日の予選を通過したものの、その後クラッシュしてしまった田中(大)、マシントラブルに見舞われた駒形、岸梅の3人がリタイヤとなった。

第5戦 単走1回戦結果
Pos. No. Driver Car Tire Best
12軸屋清文S15TY99.63
29福山博行PS13GY99.36
31中村直樹S15FD99.20
47横井昌志S14DL99.20
516伊藤満紀JZX100GY99.20
64田中省己PS13FD99.10
718北岡裕輔JZX100TY99.06
811藤野秀之S15GY98.96
96寺町邦彦PS13GY98.93
108木口健治C33FD98.83
1131小橋正典RPS13YH98.76
1259唄和也RPS13TY/FD98.70
1319脇敬朗S14DL98.46
1428林和樹S14FD98.43
1510田中裕司S14FD98.36
163手塚強ER34GY98.30
▲ 以上単走1回戦通過 ▲
 
Pos. No. Driver Car Tire Best
1762Otto GravenRPS13YH98.26
185三上正実ECR33FD98.26
1921萩迫貴史PS13DL98.23
2024難波治紀PS13YH/FD98.23
2140日比野哲也S15DL98.23
2214神谷幸助RPS13FD98.13
2355風間俊治JZX110GY97.76
2426落合正宗S14FD97.70
2527遠藤勉RPS13FD97.66
2625斉藤則夫PS13DL97.53
2733山本高広RPS13TY97.16
2820久保和寛PS13FD/KD97.03
2938田中大介S14FDリタイア
3012駒形行春RPS13TYリタイア
3113岸梅美幸PS13YH/FDリタイア


追走トーナメント

軸屋、万全のコンディションで優勝

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決勝。木口は飛び出しまでに軸屋との距離が広がったことでアセって追いかけようとしてミスしてしまったという。

 チャンピオンの可能性を残した選手のうち三上が敗退したことで脱落。いずれの選手も中村とのポイント差を25pts以内に縮めないかぎりチャンピオンの望みは絶たれる。
 ベスト16ではいきなりランキング2位の軸屋と3位の手塚が対戦。手塚がマシントラブルでまともに走れないまま敗れ、チャンピオン戦線から脱落。続いて寺町もベスト16敗退で脱落。さらに中村がベスト8に勝ち上がったことで、横井と木口も可能性を失った。
 可能性を残す田中(省)はベスト8で中村(直)と直接対決。お互いに接近ドリフトを見せて再々戦にまで突入するが、最初の下りで中村のインに入りすぎた田中は、振り返しのタイミングがずれてしまってミス。中村が勝ち上がった。これで田中もチャンピオン戦線から脱落した。
 残る軸屋は藤野のマシントラブルにも助けられ、横井にはスピードで勝ち、万全の戦いで決勝に進出する。いっぽうランキング首位の中村は木口と当たった準決勝で、アンダーステアを出すミスをして敗退。決勝進出を逃した。この時点でチャンピオン決定の次戦への持ち越しが決まった。
 決勝は軸屋vs木口。1本目は軸屋が先行。木口は振り返しで真っ直ぐぎみになってしまい軸屋に大きなアドバンテージがつく。2本目も軸屋はヘアピンできっちり木口との差をつめ、開幕戦以来の優勝を果たした。

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準決勝。中村(直)は坂を下ったところでアンダーステアを出す。パワーバンドを外してしまっていたのではないかという。

優勝者

軸屋清文(GP SPORTS with V Factory)

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練習日はいろいろ試したのもあるし、ひとのいうことがバラバラだったんで、それにハマってたのもあるんですね。で、走りが決まらず。それが昨日、駒形社長と源吾サン(スポッター)が来て、走りかたがキマっていったッスね。でも今回優勝できたのは、ベスト16、ベスト8は相手のクルマが壊れて運もあったんですけど、みんなボクについてこれへんかったのは、じつは3日の間瀬での走行会にクルマ持っていって走ったんですけど、ちょっとおいていかれたんですよね。それで駒形社長が「それじゃあマズいぞ」っていうことで5日に足のセットをもう1回煮詰めなおしたらバツグンのトラクションがかかるようになって。それッスね。それが今回優勝できた理由で。駒形社長と源吾サン、あとチームの川畑、佐久間、本多サンでもぎとった優勝ですね。

追走トーナメント

第5戦 最終順位
Pos. No. Driver Car Tire
12軸屋清文S15TY
28木口健治C33FD
37横井昌志S14DL
41中村直樹S15FD
54田中省己PS13FD
611藤野秀之S15GY
79福山博行PS13GY
859唄和也RPS13TY/FD
931小橋正典RPS13YH
1010田中裕司S14FD
1116伊藤満紀JZX100GY
1219脇敬朗S14DL
1318北岡裕輔JZX100TY
146寺町邦彦PS13GY
1528林和樹S14FD
163手塚強ER34GY
第5戦終了時 ポイントランキングTOP10
Pos. No. Driver Point
11中村直樹98
22軸屋清文79
34田中省己61
48木口健治57
57横井昌志55
63手塚 強52
75三上正実47
86寺町邦彦44
99福山博行39
1011藤野秀之35
※上記のランキングは暫定です

QR D1ケータイサイト※上位入賞選手の大会後のコメントは、D1ケータイサイトでご覧ください。
http://d1mb.com/(携帯電話からアクセスしてください)

 

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