この大会の模様は
「VIDEO OPTION VOLUME No.173」
に収録予定です。


■6月28、29日 岡山国際サーキット
■コースコンディション:予選ウエット/決勝ウエット→ハーフウエット
■観衆:14630人

PHOTO:上尾雅英/鈴木紳平
REPORT:斉藤精一郎

D1ストリートリーガルのレポートも、D1GP第4戦のレポートのあとに掲載しています。
  D1GP第4戦は、初開催となる岡山国際サーキット。中国地方では2003年まで備北ハイランドで開催されていたことがあるが、その後は開催がなかったためファンにとっては待望のD1GPとなった。
  あいにく天候には恵まれなかったが、予選日にも大勢の観衆が訪れ、決勝日の審査コーナー周辺は満員の観衆が入った。
  今回、大会前に単走の審査方法の変更が決まった。これまではスピードガンによる車速計測がなされ、その車速が採点にも加味されていた。また得点が同じだったばあいは、車速の高さによって順位をつけるというルールが予選と単走1回戦に適用されていた。しかしこの大会からはスピードガンによる車速の数値は採点に反映されないことになった。あわせて、同点の場合は2番目によかった走行の得点で順位づけをするが、当落のボーダーラインにかぎっては今季の獲得ポイントによって順位づけが行われるとされた。
  これは、近年スピードが重視されすぎ、パワー勝負が過熱していることと、ゼロヨン競技のような加速の優劣で順位が決まってしまうことがあって、本来のドリフト競技のコンセプトから逸脱している問題、また、飛距離や角度を求めると車速は低くなりがちなので、ドリフト本来の魅力がスポイルされてしまうという問題があったためだ。ドライバーズブリーフィングでは選手もこの審査方法に賛同し、この大会からその採点方法が採用されることになった。とはいえ、見た目のスピードはとうぜん審査に反映されるので、遅くてもいいということにはならない。

 予選にはシード選手をのぞく42名がエントリー。このラウンドのシード選手は11名なので、予選参加者中19名が翌日の単走1回戦に出走することができる。
  審査コーナーは、ストレートの後半から2コーナー(ウィリアムズコーナー)のクリッピングポイントまで。直線フル加速からの1発進入で始まり、1コーナーから2コーナーに向けて振り返して、2コーナーの先へ消えていくコースレイアウトだ。
  審査ポイントは、1コーナーへは75m以上手前から振り出すこと。直線のアウト寄りから振り出すこと。1コーナーの先ではアウトに寄せること、2コーナーへの進入もアウトに寄せること、2コーナーのクリッピングポイントではインに寄せることとされた。
  しかし、予選本番前に雨が降り始め、審査コーナーを通してドリフトを成功させること自体が難しくなったため、1コーナー前半のラインや2コーナーのクリッピングポイントの条件は甘くなった。結果的にラインはあまり順位を左右するポイントにならず、ミスが少ないことや、見た目のスピード、角度などがおもに評価の分かれ目となった。
  スピンやコースアウトも続出する展開だったが、やはり上位選手のほうがミスは少なく、ゼッケン10〜20番台の選手の多くが予選を通過した。そのなかでも予選トップバッターだった熊久保がいきなり1本目に完璧な走行を見せてただひとり100点を獲得。いっぽうで、ゼッケン13の岡村は、1本目の逆スピンにはじまり、3本とも大きなミスをして敗退してしまった。

岡山国際サーキット
単走主要審査ポイント
予選順位表
順位
NO.
ドライバー
BEST得点
走行
車速
2nd得点
走行
3rd得点
走行
1
12
熊久保信重
100.00
/1
153
99.90
/2
95.00
/3
2
16
日比野哲也
99.50
/1
161
99.50
/3
0.00
/2
3
23
一柳和人
99.50
/1
167
98.50
/3
0.00
/2
4
44
村山悌啓
99.00
/3
158
98.80
/2
98.50
/1
5
27
野沢巧
99.00
/3
172
98.50
/1
97.50
/2
6
21
時田雅義
99.00
/3
147
98.50
/1
90.00
/2
7
39
藤尾 勉
99.00
/3
164
98.50
/2
70.00
/1
8
19
荻野目久
99.00
/3
156
98.00
/2
96.00
/1
9
37
藤中学
99.00
/2
179
98.00
/3
0.00
/1
10
15
水畑 力
99.00
/2
158
97.50
/1
0.00
/3
11
14
高橋邦明
99.00
/3
151
97.00
/1
95.00
/2
12
26
長澤淳吉
99.00
/3
162
95.00
/2
85.00
/1
13
17
内海彰乃
99.00
/1
160
0.00
/2
0.00
/3
14
40
小師賢作
99.00
/2
147
0.00
/1
0.00
/3
15
34
松川和也
98.80
/3
172
98.50
/1
70.00
/2
16
53
本間岩次郎
98.80
/2
150
98.50
/1
0.00
/3
17
32
中村直樹
98.50
/2
169
98.00
/1
60.00
/3
18
22
廣田友和
98.00
/2
155
98.00
/1
0.00
/3
19
47
小畑仁宏
98.00
/2
135
88.00
/1
0.00
/3
▲以上予選通過▲
20
43
岩井照宜
98.00
/3
141
86.00
/2
86.00
/1
▲以上リザーブ通過▲
21
31
箕輪慎治
98.00
/3
160
80.00
/1
0.00
/2
22
18
佐久間達也
97.50
/3
151
97.00
/1
0.00
/2
23
45
林渡
97.00
/2
133
95.00
/1
0.00
/3
24
46
小山 哲
97.00
/2
154
95.00
/1
0.00
/3
25
13
岡村和義
97.00
/2
157
75.00
/3
0.00
/1
26
49
平野浩量
88.00
/3
150
80.00
/2
50.00
/1
27
36
匂坂晋治
85.00
/1
134
85.00
/3
50.00
/2
28
24
福田浩司
80.00
/3
146
0.00
/1
0.00
/2
29
52
加藤貴也
80.00
/3
148
0.00
/1
0.00
/2
30
28
田所義文
75.00
/2
158
70.00
/1
0.00
/3
31
30
前田 謙
75.00
/1
153
0.00
/2
0.00
/3
32
38
末永直登
70.00
/2
157
0.00
/1
0.00
/3
33
35
高山健司
65.00
/1
139
40.00
/2
0.00
/3
34
41
松田豊久
60.00
/1
152
0.00
/2
0.00
/3
35
42
地主亮治
60.00
/2
145
0.00
/1
0.00
/3
36
48
松川真二
50.00
/2
160
0.00
/1
0.00
/3
37
25
ドリフト侍
1.00
/3
165
0.00
/2
0.00
/1
38
50
板倉日出生
1.00
/3
153
0.00
/2
0.00
/1
39
20
平岡英郎
0.00
/1
0
0.00
/2
0.00
/1
40
29
横井昌志
0.00
/1
0
0.00
/2
0.00
/1
41
33
猪瀬 徹
0.00
/1
0
0.00
/2
0.00
/1
42
51
村田郁雄
0.00
/1
0
0.00
/2
0.00
/1
                   


 単走1回戦にはシード選手11名と予選通過選手19名の計30名が出走。決勝日は前日からの雨が残り、単走はウエット路面での走行となった。 前日の競技終了後と当日の朝にみっちりウエット路面での練習走行を重ねた選手たちの走りは、前日の予選とは別モノだった。これによって審査基準も変更になった。
  滑る路面に慣れた選手たちは、1コーナーのより手前から振り出すことに成功するようになり、前日はせいぜい110mくらいだったロングドリフトも、この日は140mを超える選手が続出。なかには180m級のスーパーロングドリフトを見せる選手も現れた。このため、副審がストレートに配置され、140mを超えるロングドリフトにはファンタスティック旗が出されることになった。ただしロングドリフトを決めても1コーナーに到達したときの車速が遅すぎると減点となるとされた。いっぽうで熊久保のように車速を乗せてきて遅めの振り出し(110mくらい)で1コーナーに飛び込むスタイルでも100点を取れるということが伝えられた。
  なお審査区間は2コーナーのクリップを過ぎて立ち上がったところまでに延長され、ここにも副審が配置されて、審査席から見えない区間のミスなどを判定することになった。
  競技が始まると、昨年の後半から5戦連続での100点獲得を続けていたゼッケン1番の手塚が1本も決めきれずに敗退するという波乱のスタート。やはりミスする選手は多かったため、野村や末永(正)のように、やや抑えめの走りや、小さいミスがあっても追走トーナメント進出を果たすことはできた。
  高得点を取った選手は、斉藤、川畑、今村がスーパーロングドリフトで100点を獲得、いっぽうで熊久保と田中は奥めの振り出しで100点を獲得した。シード選手では、黒井が1本目のコースアウトが原因でマシントラブルを起こし、リタイヤとなってしまった。
1回戦得点順位
順位
NO.
ドライバー
BEST得点
走行
2nd得点
走行
3rd得点
走行
1
11
田中一弘
100.00
1
100.00
2
0.00
3
2
9
今村陽一
100.00
2
99.95
1
99.95
3
3
3
斉藤太吾
100.00
1
99.85
2
99.50
3
4
8
川畑真人
100.00
3
99.85
1
0.00
2
5
12
熊久保信重
100.00
2
0.00
1
0.00
3
6
15
水畑 力
99.90
3
99.70
2
98.50
1
7
7
上野高広
99.90
1
98.00
2
90.00
3
8
32
中村直樹
99.85
2
99.85
1
0.00
3
9
5
末永正雄
99.85
1
98.00
2
0.00
3
10
2
野村 謙
99.85
1
0.00
2
0.00
3
11
17
内海彰乃
99.80
3
98.80
2
0.00
1
12
16
日比野哲也
99.80
3
0.00
1
0.00
2
13
10
古口美範
99.50
1
99.00
3
0.00
2
14
19
荻野目久
99.50
3
99.00
1
98.00
2
15
21
時田雅義
99.50
1
85.00
3
0.00
2
16
22
廣田友和
99.50
1
99.00
3
0.00
2
▲以上1回戦通過▲
17
23
一柳和人
99.50
1
99.50
3
99.00
2
18
26
長澤淳吉
99.50
2
99.50
1
99.00
3
19
40
小師賢作
99.30
2
99.00
1
99.00
3
20
1
手塚 強
99.00
2
0.00
1
0.00
3
21
34
松川和也
98.80
2
98.50
1
0.00
3
22
44
村山悌啓
98.50
1
98.50
2
0.00
3
23
37
藤中学
98.50
1
0.00
2
0.00
3
24
47
小畑仁宏
98.00
2
90.00
3
0.00
1
25
4
吉岡稔記
98.00
2
0.00
1
0.00
3
26
27
野沢巧
98.00
1
0.00
2
0.00
3
27
14
高橋邦明
85.00
2
80.00
3
70.00
1
28
39
藤尾 勉
75.00
1
0.00
2
0.00
3
29
6
黒井敦史
0.00
1
0.00
2
0.00
3
30
53
本間岩次郎
0.00
1
0.00
2
0.00
3


 追走トーナメントは強い雨が降り、ウエット路面でのスタートとなった。そのなかでベスト16の前半は波乱がつづいた。シードの田中vsランキング22位の廣田の対戦は、再戦のすえ、廣田のインに入っていた田中にドリフトの戻りがあって廣田の勝利。中村直樹vs末永(正)は、中村になんどもドリフトが戻るミスがあって末永が順当に勝ったものの、熊久保vs日比野は、1本目に熊久保のドリフトが戻ってコースアウトするミス。2本目にも熊久保がスピンをして日比野の勝ち。川畑vs古口も、2本目に後追いの川畑のドリフトが戻って古口が勝利と、上位選手が下位選手に負ける対戦が多かった。
  ベスト16の後半には雨があがり、急速に晴れ間がのぞいてきたため、路面もしだいに乾いてきた。そのなかで斉藤vs荻野目は荻野目のミスと斉藤の見事な後追いで斉藤の勝ち。水畑vs内海は2本とも水畑にミスがあって内海の勝ち。上野vs野村は再戦の1本目に野村がきっちり上野に寄せ、2本目は上野が野村に接触してコースアウトしてしまい野村が勝った。今村vs時田の対戦は、1本目は先行の今村が引き離し、2本目は先行の時田のドリフトが戻って今村の勝ちとなった。
  ベスト8最初の対戦は廣田vs末永。勝負は再戦に入ったが、その2本目、廣田は先行の末永と同時に振り、1コーナーからの角度でも末永を上まわる。また末永には1コーナー進入でフラつきがあり、廣田の勝ちになった。日比野vs古口の対戦は、ウォームアップ走行で古口のサスペンションアームが破損。修復不能でリタイヤとなり日比野の不戦勝となった。斉藤vs内海は、内海が1本目にスピン、2本目にはコースアウトで斉藤の勝ち。野村vs今村は、2本目に野村が今村のインに入りすぎて接触。今村のドリフトは戻らなかったが、野村が大きく離されてしまって今村が勝った。


 すっかり晴天となり路面はしだいに乾いてきた。選手にとっては1本ごとに路面コンディションが大きく変わるという難しい戦いになった。また、コース上も乾いているところと濡れているところがあり、コーナーによっても滑りやすさがちがう状況となった。
  そんななかでの準決勝、最初の対戦は廣田vs日比野だ。勝負は互角の展開で再々戦に突入。ここで日比野はリヤサスペンションのセッティング変更を行う。しかし、それが裏目に出た。乾いたコーナーではよかったのだが、2コーナーの濡れている場所でグリップを失って日比野はスピンしてしまう。再々戦の2本目は廣田がきっちり日比野についていき、廣田の勝ちとなった。
  準決勝もうひとつの対戦は斉藤vs今村。1本目は斉藤が先行だ。斉藤は乾いてきた路面で思ったようにドリフトを伸ばすことができず1コーナーでインに入ってきてしまう。このときすでに斉藤のインに入っていた今村は行き場を失ったが、斉藤に軽く接触しつつもそこからアウトに逃げ、ドリフトを維持する。今村にアドバンテージがついた。2本目は、今村も1本目の斉藤と同様に1コーナーでインに入ってしまうが、今度は今村に詰まった斉藤のドリフトが大きく戻ってしまい、今村の勝利となった。
  決勝は廣田vs今村。1本目は廣田が先行だ。今村は廣田と同時に振って、1コーナー進入でビタビタに入る。しかし、1コーナーの奥では、そのまま廣田の横に出てしまい、2コーナーでは行き場を失ってドリフトが戻った。とはいえ、そこまでの攻めの走りのポイントがミスでの減点を上まわってわずかにアドバンテージを得た。2本目は今村が先行。今度は廣田が同時に振り出す。すると今村はイン寄りのラインになって角度が戻ってしまった。これで廣田にアドバンテージがつき、勝負は再戦に入った。
  廣田先行の再戦1本目、今村はさきほどと同じように1コーナーで廣田のインに食らいつくと、1コーナーのアウトでは廣田に並び、2コーナーではアウトから抜き去ってしまった。2コーナーでは今村にややドリフトの戻りがあったものの、そこまでの走りへの評価から今村にアドバンテージがつく。再戦2本目には廣田が1コーナー飛び込みでは今村との距離を詰めたが、その先では離されてしまい、今村の優勝が決まった。
  またこのラウンドの結果、斉藤が初のランキング首位に立ったものの、末永(正)まで8ポイント差以内に5人がひしめく大混戦となっている。
※上位入賞選手の大会後のコメントは、
D1ケータイサイトでご覧になれます。
http://www.msf.ne.jp/homepage/d1gp.htm
順位
順位
NO.
ドライバー
マシン名
1位
9
今村陽一
BOSSシルビア
2位
22
廣田友和
AS-MORI ’08 ヴェロッサ
3位
16
日比野哲也
サンライズアイオン86
4位
3
斉藤太吾
チーム22 FNATZ マークII
5位
5
末永正雄
トラスト雨宮 with TOYO D1-7
6位
2
野村 謙
BLITZ DUNLOP ER34
7位
17
内海彰乃
Diversion M-R&Dワンビア
8位
10
古口美範
DUNLOP 180SX
9位
11
田中一弘
YUKE'S シムスインプレッサGDB
10位
7
上野高広
TE3006スイーバソアラ
11位
8
川畑真人
TEAM TOYO with GP SPORTS 180SX
12位
19
荻野目久
APP with 白銀クリニック S15
13位
15
水畑 力
HPI S15
14位
21
時田雅義
GOOD YEAR RACING ZERO CROWN
15位
32
中村直樹
チームKOYORAD S15
16位
12
熊久保信重
YUKE'Sクスコ チームオレンジ ランサー with ORC

ポイントランキング
順位
ドライバー
チーム名
ポイント
1位
斉藤太吾 チーム22
59
2位
野村 謙 BLITZ
57
3位
今村陽一 Team BOSS with POTENZA D-1 Project
53
4位
手塚 強 グッドイヤーレーシングB324R with Bee☆R
52
5位
末永正雄 トラスト雨宮 with TOYO
51
6位
吉岡稔記 ドルーピー
39
6位
上野高広 TEAM T&E with SUI:VAX
39
8位
古口美範 KOGUCHI POWER
35
8位
川畑真人 TEAM TOYO with GP SPORTS
35
8位
黒井敦史 Team TOYO with リバーサイド
35

NO.
ドライバー
車名
車両型式
馬力
タイヤ
成績
1
手塚 強
スカイラインGT-R
BNR32
544
GY
1回戦敗退
2
野村 謙
スカイライン
ER34
580
DP
6位
3
斉藤太吾
マークII
JZX100
800
BS
4位
4
吉岡稔記
SC430
UZZ40
600
YH
1回戦敗退
5
末永正雄
RX-7
FD3S
500
TY
5位
6
黒井敦史
シルビア
PS13
600
TY
1回戦敗退
7
上野高広
ソアラ
JZZ30
650
YH
10位
8
川畑真人
180SX
RPS13
580
TY
11位
9
今村陽一
シルビア
S15
579
BS
1位
10
古口美範
180SX
RPS13
530
DP
8位
11
田中一弘
インプレッサ
GDB
600
YH
9位
12
熊久保信重
ランサー・エボリューションIX
CT9A
550
YH
16位
13
岡村和義
シルビア
S13
600
YH
予選不通過
14
高橋邦明
チェイサー
JZX100
530
GY
1回戦敗退
15
水畑 力
シルビア
S15
539
YH
13位
16
日比野哲也
カローラ・レビン
AE86
350
DP
3位
17
内海彰乃
シルビア
PS13
510
YH
7位
18
佐久間達也
シルビア
S15
580
TY
予選不通過
19
荻野目久
シルビア
S15
500
TY
12位
20
平岡英郎
インプレッサ
GDB
560
BS
出走せず
21
時田雅義
クラウン
GRS180
600
GY
14位
22
廣田友和
ヴェロッサ
JZX110
630
YH
2位
23
一柳和人
シルビア
S13
500
DP
1回戦敗退
24
福田浩司
180SX
RPS13
500
BS
予選不通過
25
ドリフト侍
RX-7
FC3S
600
TY
予選不通過
26
長澤淳吉
シルビア
S15
480
YH
1回戦敗退
27
野沢 巧
シルビア
S14
430
BS
1回戦敗退
28
田所義文
スプリンター・トレノ
AE86
300
YH
予選不通過
29
横井昌志
シルビア
S14
500
YH/FR
リタイア
30
前田 謙
スプリンター・トレノ
AE86
415
BS
予選不通過
31
箕輪慎治
シルビア
S15
440
TY
予選不通過
32
中村直樹
シルビア
S15
400
DP
15位
33
猪瀬 徹
シルビア
S15
600
DP
出走せず
34
松川和也
シルビア
S15
480
BS
1回戦敗退
35
高山健司
RX-7
FD3S
579
YH
予選不通過
36
匂坂晋治
カローラ・レビン
AE86
300
GY
予選不通過
37
藤中 学
RX-7
FD3S
600
YH
1回戦敗退
38
末永直登
インプレッサ
GC8
500
YH
予選不通過
39
藤尾 勉
RX-7
FD3S
450
YH
1回戦敗退
40
小師賢作
スプリンター・トレノ
AE86
340
GY
1回戦敗退
41
松田豊久
カローラ・レビン
AE86
350
GY
予選不通過
42
地主亮治
ソアラ
JZZ30
750
YH
予選不通過
43
岩井照宜
カローラ・レビン
AE86
320
予選不通過
44
村山悌啓
シルビア
S14
480
GY
1回戦敗退
45
林 渡
シルビア
S15
430
DP
予選不通過
46
小山 哲
フェアレディZ
Z32
550
YH
予選不通過
47
小畑仁宏
カローラ・レビン
AE86
350
YH
1回戦敗退
48
松川真二
シルビア
S15
-
-
予選不通過
49
平野浩量
シルビア
S15
420
YH
予選不通過
50
板倉日出生
セリカ
RA28
350
YH/FD
予選不通過
51
村田郁雄
シルビア
S14
600
TY
リタイア
52
加藤貴也
シルビア
S14
500
FK
予選不通過
53
本間岩次郎
シルビア
S14
500
YH
1回戦敗退

この大会の模様は
「VIDEO OPTION VOLUME No.173」
に収録予定です。


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この大会の模様は
「STREET LEGAL VOLUME No.5
に収録予定です。


■6月28日 岡山国際サーキット
■コースコンディション:ウエット

 D1GP第4戦の前日にD1SL第3戦も開催された。前回の鈴鹿ラウンド同様にD1GPとの併催時には単独開催のラウンドより厳しい参加資格が適用されるため、参加人数が絞られ、予選なしの単走1回戦からという競技形態になった。
  審査はこれまでと同様、単走では熊久保と野村の2人が、追走からは土屋圭市審査員長が加わって3人で審査を行った。
  D1GPと同様に、スピードガンによる車速の計測値は審査に反映されないことになった。同点のばあいの順位づけは2番目によかった走行の得点にしたがって行われることになった。

 単走1回戦には32名がエントリーしていたが、リタイヤも多く、実際に出走したのは26名だった。ドライ路面での練習走行まではパワーのないクルマのばあい、1コーナーから2コーナーまでドリフトをつなげることに苦労していたが、本番前に雨が降りはじめ、路面が滑るようになったので、ドリフトがつながらなくなって苦労するということはなくなった。
  審査基準としては、D1GPの予選と同様だ。しかし、1コーナーに向けて、より手前から振り出したほうがとうぜん高評価とはなるが、そうするとミスをするリスクが極めて高くなる。そこで、あえて振り出しを遅くして手堅くポイントを取りにいくという走りも作戦としては考えられるということが、伝えられた。
  ドライ路面でさんざん練習走行を行ったあとのウエット路面での本番ということもあり、ミスが多い単走となった。実質的にはなんとか審査区間をドリフトしきって抜けられれば、当確ライン近くまではいけるくらいの難しさだった。
  しかしそのなかで中村直樹は、高い車速と長い飛距離、大きな角度をつけつつも、まったく姿勢が乱れない見事な飛び込みを見せて高得点を獲得。雨でも高い技術を安定して発揮する植尾や松井らも高得点を獲得した。
  いっぽうで、ランキング1位の末永(直)は、ウォームアップ走行では見事な走りを見せたものの、本番ではそこからさらにスピードを上げてきてしまったため、スピンをしてコースアウト。それによってリズムを崩し、3本目にかなり抑えた走りでなんとかドリフトをまとめたにとどまり、16位でのギリギリ通過となった。
  シード選手のなかでは日比野が、スピンとドリフトの戻りを連発し、追走トーナメント進出を逃した。
1回戦順位表
順位
NO.
ドライバー
熊久保
採点
走行
野村
採点
走行
採点平均
車速
(km/h)
1
3
中村直樹
99.90
1
99.50
2
99.70
148
2
14
植尾勝浩
99.80
2
99.60
2
99.70
138
3
12
藤木俊宏
99.30
1
99.00
1
99.15
137
4
2
松井有紀夫
98.50
2
98.80
2
98.65
139
5
6
軸屋清文
98.80
3
98.50
3
98.65
135
6
24
田中省己
98.00
3
98.50
3
98.25
140
7
27
福山博行
97.50
2
97.50
2
97.50
145
8
7
北山京吾
97.50
1
97.00
1
97.25
134
9
15
水野昌彦
97.50
1
97.00
1
97.25
113
10
9
萩迫貴史
97.30
3
96.70
3
97.00
143
11
21
三上正実
97.00
2
96.80
2
96.90
132
12
28
伊藤満紀
96.80
2
96.90
2
96.85
133
13
13
田中裕司
97.00
2
96.20
2
96.60
127
14
19
山野直也
96.00
3
97.00
3
96.50
133
15
23
村山悌啓
96.50
2
96.50
2
96.50
131
16
1
末永直登
96.00
3
96.80
3
96.40
148
▲以上1回戦通過▲
17
18
長谷川大祐
96.00
2
96.60
2
96.30
134
18
30
落合正宗
96.00
1
96.30
1
96.15
124
19
20
神谷幸助
95.80
3
96.50
3
96.15
117
20
29
難波治紀
95.50
3
96.40
3
95.95
133
21
22
鈴木智哉
95.80
2
95.50
2
95.65
135
22
31
斉藤育生
95.50
2
95.60
2
95.55
123
23
17
西尾欣也
95.50
2
95.50
2
95.50
131
24
10
日比野哲也
90.00
2
95.50
2
92.75
152
25
11
本間岩次郎
0.00
-
0.00
-
-
140
26
32
石井和義
0.00
-
0.00
-
-
131
-
4
藤野秀之
リタイア
-
5
木口健治
リタイア
-
8
駒形行春
リタイア
-
16
横井昌志
リタイア
-
25
比屋根誉
リタイア
-
26
脇 敬朗
リタイア


 追走トーナメントに入っても雨は降り止まず、相変わらずウエット路面での競技となった。最初の対戦は中村直樹vs末永(直)というカード。開幕戦での決勝と同じ顔合わせだ。1本目は中村が先行。振り出しの角度は中村。末永が2コーナーでは中村のインを差すが、両者ドリフトが戻り気味になる場面もあって、ほぼ五分という判定。2本目は末永が先行。振り出しの角度は圧倒的に中村が優勢。1コーナーの奥では中村が少しアウトにはらむが、振りっ返しで末永のドリフトが戻り、中村の勝ちとなった。
  北山vsミズノは、1本目に北山が角度で勝ち、2本目は水野にミスが出て北山の勝ち。軸屋vs伊藤(満)は、1本目に伊藤が軸屋に詰まってドリフトが戻ってしまい、軸屋の勝ちとなった。松井vs田中(裕)の対戦は、再戦で田中のドリフトが戻り松井が勝利。藤木vs山野は、山野にアンダーステアや姿勢のフラつきが出て藤木が勝った。田中(省)vs三上は、田中が先行では角度で上まわり、後追いからもきれいに合わせて勝利。福山vs萩迫は、1本目に攻めすぎた萩迫のドリフトが戻ってしまい、福山が勝った。植尾vs村山の対決は、村山が2本ともスピンをして植尾の勝ちとなった。
  ベスト8最初の対戦は中村vs北山。1本目は後追いの北山が1コーナーの奥で戻ってしまい、中村にアドバンテージ。2本目は後追いの中村が距離を詰めて勝った。軸屋vs松井は、安定した走りを繰り返す松井に対し、軸屋が2本ともミスを出して松井の勝ちとなった。藤木vs田中(省)は、1本目に後追いの田中が藤木と同時に振り出したが角度をつけすぎてスピン。しかし2本目は藤木もスピン。藤木のスピンはそこまでのラインも悪かったため、田中のスピンよりも評価が低く、田中の勝ちとなった。福山vs植尾の対戦は、1本目先行の植尾がコースアウトし、福山の勝ちとなった。


 準決勝の最初の対戦は中村(直)vs松井。ランキング2位と3位の対決になる。1本目は中村が先行。松井は中村のインを狙う攻めのドリフトを見せるが、1コーナー飛び込みでスピン。「中村は速い」という思い込みから突っ込みすぎて詰まってしまったという。これで大きなアドバンテージが中村につく。2本目はこれまた思いきって行きすぎた松井審査席前でスピンをしてコースアウト。中村の決勝進出が決まった。
  準決勝もうひとつの対戦は、田中(省)vs福山。じつはベスト4進出者のうち松井以外の3人が関西のドリフターだった。1本目は田中が先行。振り出しの角度は田中が上まわるが、田中は審査席の先でアウトいっぱいにはらみ、角度が浅くなる。これでわずかに福山にアドバンテージがついた。2本目は福山が先行。ここで田中は後追いからきれいに福山に合わせたドリフトを見せ、アドバンテージを逆転。決勝に勝ち進んだ。
  決勝は中村(直)vs田中(省)。地元ではツインドリのコンビも組む仲間同士だ。中村は、いつも一緒に走っている相手だったから、少し気が楽だったという。決勝初進出の田中は、中村と決勝で当たれたことがとにかく嬉しかったそうだ。
  1本目は中村が先行。田中は中村と同時に振り出したが、1コーナーに向けてイン寄りのラインに入っていってしまう。中村にも少しドリフトが戻り気味になる場面があったが、田中は1コーナーの先のアウト側でドリフトが戻り気味になり、そこで中村に後れをとる。中村アドバンテージ。2本目は田中が先行。中村は田中のインに入りきることはできなかったが、1コーナーの奥でまた田中のドリフトが戻り気味になり、中村の初優勝が決まった。
  前戦終了時点では、やや末永(直)が引き離していたポイントランキングだが、今回の結果、中村(直)と松井が大きく追い上げ、3人によるシリーズ争いの様相が濃くなってきた。
※上位入賞選手の大会後のコメントは、
D1ケータイサイトでご覧になれます。
http://www.msf.ne.jp/homepage/d1gp.htm
順位
順位
NO.
ドライバー
マシン名
優勝
3
中村直樹
D-MAX S15 SILVIA
2位
24
田中省己
D-MAX
3位
27
福山博行
ORIGIN Racing
4位
2
松井有紀夫
ギルドスープラガルルスペック
5位
12
藤木俊宏
CADDY' 180SX
6位
6
軸屋清文
V Factory S15
7位
7
北山京吾
BAD LINES 180
8位
14
植尾勝浩
ベールマン
9位
13
田中裕司
タナカエンジニアリング
10位
1
末永直登
DRIFT XTREME PS13
11位
15
水野昌彦
デブブシルビアS15
12位
21
三上正実
3UP☆ECR33
13位
19
山野直也
inoki S15
14位
28
伊藤満紀
伊藤オートサービスチェイサー
15位
9
萩迫貴史
クリアランス・ブリッツ・DLシルビア
16位
23
村山悌啓
GY☆激180

ポイントランキング
順位
ドライバー
チーム名
ポイント
1位
末永直登
エビスサーキット with Agent-K
58
2位
中村直樹
D-MAX
56
3位
松井有紀夫
ギルドwithリミットライン
50
4位
軸屋清文
GP SPORTS with V Factory
29
5位
藤野秀之
チーム藤野板金
28
6位
北山京吾
BAD LINES
27
7位
藤木俊宏
CADDY' 171レーシング
25
8位
田中省己
D-MAX
21
8位
木口健治
Team STYLISH
21
8位
植尾勝浩
Teamひろたつ
21

NO.
ドライバー
車名
車両型式
馬力
タイヤ
成績
1
末永直登
シルビア
S13
350
YH
10位
2
松井有紀夫
スープラ
JZA80
600
YH
4位
3
中村直樹
シルビア
S15
330
BS/FD
1位
4
藤野秀之
シルビア
S15
420
YH
出走せず
5
木口健治
ローレル
C33
400
TY/YH
出走せず
6
軸屋清文
シルビア
S15
400
TY
6位
7
北山京吾
180SX
RPS13
320
FD
7位
8
駒形行春
インプレッサ
GDB
500
TY
出走せず
9
萩迫貴史
シルビア
S13
430
DP
15位
10
日比野哲也
シルビア
S15
420
DP
1回戦敗退
11
本間岩次郎
スカイライン
ECR32
382
YH
1回戦敗退
12
藤木俊宏
180SX
RPS13
350
TY/FD
5位
13
田中裕司
シルビア
S14
350
FK/FD
9位
14
植尾勝浩
シルビア
S15
350
BS
8位
15
水野昌彦
シルビア
S15
380
FD
11位
16
横井昌志
シルビア
S14
450
YH/FD
リタイア
17
西尾欣也
マークII
JZX110
700
GY
1回戦敗退
18
長谷川大祐
シルビア
S14
500
YH
1回戦敗退
19
山野直也
シルビア
S15
380
YH
13位
20
神谷幸助
180SX
RPS13
380
FD
1回戦敗退
21
三上正実
スカイライン
ECR33
400
FD
12位
22
鈴木智哉
RX-7
FD3S
390
YH
1回戦敗退
23
村山悌啓
180SX
RPS13
350
GY
16位
24
田中省己
シルビア
S14
330
BS/FD
2位
25
比屋根誉
180SX
RPS13
400
YH
リタイア
26
脇 敬朗

-

JZX100
430
DP
リタイア
27
福山博行
シルビア
S13
320
GY
3位
28
伊藤満紀
チェイサー
JZX100
500
BS/GY
14位
29
難波治紀
シルビア
S13
350
YH
1回戦敗退
30
落合正宗
シルビア
S14
350
FD
1回戦敗退
31
斉藤育生
180SX
RPS13
1回戦敗退
32
石井和義
シルビア
S14
450
YH/GY
1回戦敗退

この大会の模様は
「STREET LEGAL VOLUME No.5
に収録予定です。


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