FIAが初のドリフト世界大会を開催！

　D1グランプリシリーズのプロモーターである株式会社サンプロスがFIAインターコンチネンタルドリフティングカップ2017を開催することが決定した。
　1980年代に日本の峠ではじまり、いまや世界中の若者を熱狂させるドリフト。FIAはドリフトの世界統一レギュレーションを設定し、史上初となるドリフト世界一決定戦を企画。それがFIAインターコンチネンタルドリフティングカップだ。
　開催は2017年9月30日(土)･10月1日(日)。場所は東京都江東区青海のお台場に決定した。
　FIAはインターコンチネンタルドリフティングカップの開催にあたり2016年7月よりプロモーターを公募し、大会･競技の運営や今後ドリフト発展への貢献度を踏まえ2017年より株式会社サンプロスを指名。日本で生まれたドリフト文化はFIAインターコンチネンタルドリフティングカップを経て世界に向けて発信される。
　FIA会長のジャン･トッド氏は、FIAインターコンチネンタルドリフティングカップについて「ドリフト競技はFIAが新たにはじめるとても重要なカテゴリーです。モータースポーツを世界中で発展させるにあたってドリフトは多くの若者にむけて素晴らしいアピールとなり、今後さらに大きなカテゴリーに成長することが期待されます。FIAインターコンチネンタルドリフティングカップをはじめる目的は、このモータースポーツを初心者からプロフェッショナルまでグローバルに展開させ続ける統一された新たな基準を築き上げることです」とコメント。
　またFIAに任命されたサンプロス代表取締役の齋田功は「日本発のモータースポーツの世界大会を、発祥の地で開催できることを誇りに思うと同時に、今後のドリフト競技への普及の礎を築きたい」と大会への意気込みを述べている。
　FIAインターコンチネンタルドリフティングカップの参加ドライバー、メディア、観戦に関しての情報は順次発表していくので、以下のリンクから行けるウェブサイトをチェックしてくれ！