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TOKYO DRIFT
18 Sat. 2014 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.6
19 Sun. 2014 D1 GRAND PRIX WORLD CHAMPIONS
October 18-19 at Odaiba Special Course

Event News

土曜日のシリーズ最終戦は見どころたっぷり!


鈴鹿戦から投入したニューマシンのFD3Sはいきなり実力を発揮し、その後はつねに上位入賞してランキング2位につけるTeam RE雨宮 SUNOCOの末永正雄。わずかに残された可能性を生かすため、追う立場と言えども些細なミスも許されない状況だ。
単走でチャンプ決定の可能性大!
 最終戦がおこなわれるTOKYO DRIFTの土曜日、ハイライトはまずチャンピオン決定の瞬間だ。事実上、ランキング首位に立つGOODYEAR Racing with Kunny'zの高橋邦明が2位以下に33ポイント差(1戦で獲得できるのは最大で35ポイント)をつけているため圧倒的に有利で、単走決勝で決まる可能性が高い。とはいえ、タイトルを獲るのは簡単ではない。本人には人生最大の強烈なプレッシャーがかかることが予想されるだけに、どれだけふだん通りの走りができるのかに注目だ。
 わずかながら逆転の可能性が残されているのは末永正雄と横井昌志の2名。ともに高橋が単走最下位かつ追走予選で敗退したうえで自身は優勝しなければならないといったキビシイ状況だ。
 また、高橋は単走ランキングでもトップに立っているが、単走シリーズは総合シリーズほど独走状態ではない。単走ファイナルで最後に走る高橋が守りに入るのか、それとも思いきって攻めて、単走チャンプも獲りにくるのか、そこまでのライバル選手の得点を見つつ、高橋の心理を想像するのもおもしろいだろう。
 また、タイトル争いとは関係ないが、前戦でデビューした齋藤太吾のニューマシンでるJZX100マークⅡも必見だ。ややシビアな特性のため、走りの成功率は高くないが、強烈な軽さとレスポンスのいいエンジンは、これまでのD1マシンとは次元のちがう加速、減速、角度を実現している。
 さらに予選1位通過、単走優勝を決めるまでに煮詰まった川畑真人のR35GT-Rも見逃せない。

若手vsベテランの熱き戦い!
 続く追走トーナメントは群雄割拠だ。もはやまったく展開が想像できないところがおもしろい。今季のD1グランプリシリーズは、これまで全5戦中じつに4戦で初優勝者が生まれた。しかも、初優勝した松川和也、高山健司、松井有紀夫、横井昌志は、いずれもまぐれではなく、最近好成績を残している実力者だ。
 さらには村山悌啓もシードに定着、前戦では田中省己が3位に入るなど、フレッシュなドライバーの活躍が目立つ。今年は大きく世代交代をかんじさせる展開になっているのだ。
 いっぽうで、高橋を筆頭に末永正雄、日比野哲也、今村陽一といったベテランも好調。最終戦のお台場でも、新興勢力vsベテランの戦いが多く見られそうだ。お台場は高速コースではないので、エンジンパワーの差はほとんど影響しないと見ていいだろう。まさにドライバーのウデとマシンの総合力の勝負となる。新興勢力が下克上をつづけ、2014年シリーズを"世代交代のいちねん"とするのか、ベテランが意地をみせるのか、来年以降のD1の大きな流れを占う大会となりそうだ。

第5戦エビスで初優勝を決め、いまもっともノっているドライバーであるD-MAXの横井昌志。逆転を狙うのはもちろんだが、2位以下はポイント差が僅差なため、ポジションを落とさないようにも気を配らなければならない。

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