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特別戦 レポートEx. Report
特別戦 ブロック別追走トーナメントEx. Tsuiso Block Tournament
第5戦の翌日はD1グランプリのエキシビションマッチ。過去のチャンピオンや優勝経験者、前日の上位入賞者ら24名が、追走主体の大会“D1クイック24”で争う。
まずは、Aブロック、Bブロック、Cブロックにわかれて追走をおこない、各ブロックで1回戦、2回戦を勝利した2名は追走ファイナル8に進出できる。
また、各ブロックの1回戦を勝った選手は、2回戦で敗れても敗者復活DOSSバトルに進出でき、そこで上位2名に入れば追走ファイナル8に参加できるというシステムだ。
結果、Aブロックからは川畑真人と谷口信輝、Bブロックからは末永直登と織戸学、Cブロックからは上野高広と時田雅義がそれぞれ勝ちあがり、追走ファイナル8へ進出。それぞれのブロックの2回戦で敗者となった、エマニエル・アマンディオ、手塚強、古口美範、高橋邦明、内海彰乃、横井昌志の8名は、つづく敗者復活DOSSバトルでの再起に賭けることとなる。
Pick Up Battle !!
川畑 真人 180SX [ RPS13 ] vs E. Amandio CHASER [ JZX100 ]
Pick Up Battle !!
谷口 信輝 [ ZN6 ] vs 手塚 強 [ BNR34 ]
A Block Tournament Ladder
Pick Up Battle !!
末永 直登 SILVIA [ S15 ] vs 古口 美範 SILVIA [ S15 ]
Pick Up Battle !!
織戸学 [ ZN6 ] vs 高橋 邦明 [ GRX130 ]
B Block Tournament Ladder
Pick Up Battle !!
上野 高広 320 i [ E92 ] vs 内海 彰乃 SILVIA [ S15 ]
Pick Up Battle !!
時田 雅義 [ GRS184 ] vs 横井 昌志 [ S15 ]
C Block Tournament Ladder
特別戦 敗者復活ドスバトルEx. Consolation DOSS Battle
Consolation 1st Place
内海 彰乃 ( RC926 with TOYO TIRES ) SILVIA [ S15 ]
Consolation 2nd Place
高橋 邦明 MARK X [ GRX130 ]
Consolation DOSS Battle Results
Pos. | No. | Driver | Car | Score |
1 | 6 | 内海 彰乃 | S15 | 99.21 |
2 | 92 | 高橋 邦明 | GRX130 | 98.19 |
3 | 55 | E. Amandio | JZX100 | 98.15 |
4 | 23 | 古口 美範 | S15 | 98.07 |
5 | 34 | 手塚 強 | BNR34 | 97.91 |
6 | 70 | 横井 昌志 | S15 | 95.64 |
横井はテールをヒットして姿勢が乱れたために得点は低かったが、飛び込みのスピードは高く、観客からも拍手が起こった。
敗者復活単走DOSSバトルでは、6名の選手が単走を1本だけおこない、その得点で順位をつける。そして上位2名だけが追走ファイナル8に参加できる。
まずはアマンディオが完成度の高い走りを披露。つづく手塚もまとまりはよかったが、やや勢いがなく得点が伸びない。古口も比較的高い得点を取ったがアマンディオに及ばない。しかし高橋がスムーズで見事なコントロールを見せて、アマンディオの得点をうわまわった。
そしてつぎに走行した内海は、ものすごい振りからいいラインをトレースしてひとりだけ99点オーバーをマーク。最後に走行した横井もいい飛び込みを見せたが、テールをスポンジバリアに接触させてしまい、得点は低かった。
この結果内海が1位通過、高橋が2位通過となった。
特別戦 単走決勝Ex. Tanso Final
Tanso 1st Place
内海 彰乃 ( RC926 with TOYO TIRES ) SILVIA [ S15 ]
Tanso 2nd Place
上野 高広 320 i [ E92 ]
Tanso Final Results
Pos. | No. | Driver | Car | Score |
1 | 6 | 内海 彰乃 | S15 | 99.20 |
2 | 78 | 上野 高広 | E92 | 97.78 |
3 | 8 | 時田 雅義 | GRS184 | 97.62 |
4 | 55 | E. Amandio | JZX100 | 97.57 |
5 | 13 | 川畑 真人 | RPS13 | 97.36 |
6 | 92 | 高橋 邦明 | GRX130 | 97.11 |
7 | 9 | 末永 直登 | S15 | 96.91 |
8 | 87 | 谷口 信輝 | ZN6 | 96.24 |
ファイナル8の選手紹介の壇上で、織戸は出走の権利を敗者復活3位の選手に譲りたいことを申し出て、それが受け入れられてアマンディオの出走が可能になった。
追走ファイナル8のまえに、その組み合わせを決める単走ファイナルがおこなわれた。ところがそのまえの選手紹介走行で織戸のマシンがエンジンブロー。走行不能となった。ここで織戸が代わりに敗者復活戦の3位だった選手を繰り上げることを提案し、それが受け入れられてアマンディオが出走することになった。
生き残りがかかった敗者復活DOSSバトルとはちがって、トーナメントの組み合わせを決めるためだけの単走だったこともあり、全体的には敗者復活DOSSバトルほどの勢いはなく、おおむね96~97点台で走りをまとめた走行が多かった。
しかし、やはり内海が大きい角度と高い車速を両立させながらもスムーズなドリフトを見せてひとりだけ99点オーバーをマーク。1位を獲得した。
特別戦 追走ファイナル8トーナメントEx. Tsuiso Final 8 Tournament
Final Battle
川畑 真人 180SX [ RPS13 ] vs 末永 直登 SILVIA [ S15 ]
ここまで勝ち残った8名により追走ファイナル8は、大会も3日目に入っていたこともあり、きわめてハイレベルな追走が行われた。ベスト8はすべてが再戦にもつれこむ接戦となったが、内海、川畑、末永(直)、時田がベスト4に勝ち上がった。
準決勝最初の対戦は内海vs川畑。川畑は後追いとなった1本目にキレイにドリフトを合わせてアドバンテージを獲得。先行となった2本目はアウトぎりぎりまで飛ばす思いきった飛び込みを見せた。内海はそこにくらいついていったが3コーナーで川畑に接触して失速。川畑の勝ちとなった。
末永(直)vs時田は、おたがいに相手のインを差す好勝負。やや末永(直)が優勢だったものの、決定的な差はつかないまま再々戦にもつれこむ。その1本目に時田がスポンジバリアにテールをヒット。次の走行でも時田はハーフスピンしてしまい、末永(直)が勝った。
内海vs時田の対戦となった3位決定戦も再戦までもつれたが、最後は寄せた距離の差で内海が勝った。
決勝は川畑vs末永(直)。チャンピオン争いをしているふたりの対決となった。1本目は川畑が先行。川畑もものすごいハイスピードの進入を見せたが、末永は2コーナーから川畑のインに飛び込み、アドバンテージをとる。2本目は末永が先行。しかし川畑はストレートで末永に距離を開けられ、なんとか3コーナーで追いつくもののアドバンテージはとれず、末永(直)が優勝となった。
3rd Place Battle !!
内海 彰乃 [ S15 ] vs 時田 雅義 [ GRS184 ]
Pick Up Battle !!
時田 雅義 [ GRS184 ] vs 末永 直登 [ S15 ]
特別戦 優勝Ex. WINNER
YUKE'S Team ORANGE with BEAST EYE
SILVIA [ S15 ]
ホントは昨日これやりたかったですね(苦笑)。昨日の反省として追突事故には注意しよう、と安全第一で今日は走りました。
このコースのレイアウトって、基本的に大きなミスがなければ先行は1ポイントとられて当たりまえっていうか、どっちかっていうと後追い有利のレイアウトだと思うんですよ。そのなかで、逆に0.5とられるくらいだったら、とられてないほうっていうくらいの気持ちでいるようにして、1.0とられたら、けっこうやられたなっていうかんじでボクはやってました。
まぁ地元九州を離れて10年以上経つんですけど、地元で優勝できたっていうのはホントうれしいですし、こうやっていい成績を残せるようになったのもチームのおかげだと思ってます。
それに、スポンサーさん、ヨコハマタイヤさんのおかげでいい成績を残せてるんで、最終戦に向けてきっちり、ちょっとテンション上げつつ、打倒川畑っていうことで、それでお客さんが盛り上がるようなアツい走りをボクはしていかないといけないかなぁ、と思います。